リンゴジャム

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今年の冬には、何度かリンゴジャムを作った。

Cooking-003R北海道で単身赴任をしている際、見様見真似でジャムを作ったことがある。
ある時、フトその北海道で作ったことを思い出して、リンゴ・ジャムを作って見ると、これが意外なことに家族の評判が思ったよりもズッと良かった。

特に、なにやかやと小うるさい長女が殊更に気に入って呉れた様で、食べ尽すと、また作ってくれ!とリクエストがあり、それに応えて何度か作った次第。

で、5月も中旬まで季節が進むと、そろそろリンゴも終わりなるので、今シーズンの最後となるリンゴ・ジャムを作った。

1)先ず、用意したリンゴを良く洗って縦に四つ切にして芯を切り取り、それを今度は横に四つ切にする。この様な切り方をしたのは、リンゴの食感を残すためで、この辺は好みで大きさを加減すれば良いと思う。
2)その状態で、リンゴの重さを測る。今回は5個のリンゴで1.2kg程だった。
3)切ったリンゴをホーロー鍋に入れて、リンゴの重量の10%程の砂糖を加えて、良くかき混ぜる。砂糖の分量もリンゴの重量に対して20~30%と書いてあるレシピもあるが、甘みを抑えるため、多くても10%、今回は8~9%位しか入れていない。
4)通常は、この状態で30分から1時間程度放置し、砂糖を馴染ませると同時にリンゴの果汁を吸い出すとのことだが、気の短い小生は待っておれず、そのまま煮込みに入る。
5)この煮込みも、小生は弱火で時間を掛けることはせず、中火に近い火加減で行う。この際、木べらでリンゴの切り身を押し潰す様にしながら煮込む。小生は長女のリクエストにより食感を残すために、潰し過ぎない様にしているが、これも好みの問題。
6)リンゴの切り片の透明感がなくなる程度まで煮込んだら、シナモンのパウダーとレモンの絞り汁を加えて、出来上がり。透明感がなくなる前に煮汁が少なくなり固くなる様だったら、少し水を加えることもしている。この辺りは場当たり的に対処している。

とまぁ、こんないい加減な作り方だが、それなりに美味く出来ていると思う。と云うか、リンゴ・ジャムは誰が作ってもそれなりに美味いものが出来るんじゃないだろうかと思う次第。

今回のジャムがなくなったら、次はマーマレードに挑戦してみよう!!

丸パン

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ある方が自宅でパンを焼いておられるのを知り、自分も興味があるけれど、オーブンがないから・・・・とお話しすると、オーブンがなくても焼けるパンのレシピをメールに添付して下さった。

レシピは2種類あるが、その内簡単と思われる方に挑戦して見ることにした。
先ず、レシピに書かれている材料は、
1) 強力粉    : 300g
2) オートミール : 100g
3) ドライイースト : 小さじ 2
4) 砂糖・塩    : 各小さじ 1
5) 溶かしバター : 40g
で、その調達に近所の生協に買い出しに出掛けた。

所が、店内をグルリと回ったのだが、強力粉なんてどの棚を見ても置いていない。
仕方がないので、店員に訊ねて連れて行って貰った棚には、強力小麦と書いてある袋が並んでいる。
要するに、レシピに書かれている材料名は、小麦と云う文字を省いているだけだとここで初めて知った。 料理をする方にとっては常識なのだろうが、料理初心者には少々不親切じゃないの??と思った次第。
その他の材料の棚を探すのも面倒なので、ついでに案内して貰って、無事調達完了。
1) 強力粉    : 700g
2) オートミール : 350g
3) ドライイースト : 3g X 10袋
4) 砂糖      : 500g
5) 溶かしバター : 8g X 8個
結局、レシピの2回から3回分の量になったが、これが売っている最低の単位なので仕方がない。

材料は揃ったが、なかなかその気にならなくて、1週間後の今日、その気になって・・・・。

量は、一人の昼食用に焼く積りなので、レシピの半分にしてスタート。
強力粉、オートミール、ドライイースト、砂糖、塩を手でかき混ぜて、コンロで溶かしたバター3個を加えて、次に、ぬるま湯を110ミリリットル・・・・・???
110ミリリットルってどうやって量るんだ??

適当な量のぬるま湯を加えて丁寧に掻き混ぜたが、手にベタベタと粉が付いてまぁやり難いこと。
後から教えて頂いたことなのだが、強力粉はグルテンが最も多い小麦粉だそうで・・・。 グルテンと云えば、へらブナ釣りをしている時にそのグルテンだけを餌として使っていた経験があって、餌作りの容器にベタリとくっついて後片付けが大変だったことを思い出した。

次に、今度は打ち粉をしてまな板の上で練り込む段取りだが、粉が飛び散って辺りは真っ白!!
そして、その生地をビニール袋に入れて、30℃位の所で30~40分程寝かせるとある。
この冬の寒い中30℃位の場所は、この道楽部屋にはない。 そこで電気ストーブの前に置いて見たのだが、熱が一面にしか当らず、裏はドンドンと冷めてしまうので上手くないだろう。 何か良い手はないものか?

ハッと閃いたのが、風呂場。 そのビニールに入った生地を風呂場に持って行き、そこで湯煎をして見た。 この道楽部屋の台所には湯沸かし器がないので、風呂場でやったのだが、しかし、レシピにある様な膨らみ方はして呉れない。 初めてだから失敗しても仕方がないと諦めつゝ、お湯の温度を高くして放置して見ると、見事に膨らんで呉れたので助かった。

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後は、フライパンで焼くだけ。
生地を四等分して、一つ一つを薄くのばしてフライパンに置くと間もなく芳ばしい香りが・・・。

丁度、昼時で腹も減っていたので、焼き上がりと同時に何も付けずに1枚をペロリと喰ってしまったが、ナンの様な出来上がりで、カレー等との相性が良さそうに思えた。

初体験

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カミさんが兄(生から見ると義兄)の法事のために金沢に帰っているのを機に、鬼の居ぬ間の洗濯じゃないがゴーヤ・チャンプルーを作って見ることにした。

連日の酷暑&猛暑の中であのほろ苦さが恋しくなったのが理由だが、ネットで作り方をチェックした所、比較的簡単にしかも失敗なく作れそうなので挑戦しようと考えた次第。 退職して8か月を経て、漸く厨房に立つ気になったのだが、実は正直に云うと今回は2度目の挑戦になる。 文字通りの初体験は1カ月程前になるのだが、その時は塩が強過ぎて、今一つの出来だった
兎に角、この夏の間に1品だけでもその作り方をマスターしておきたいと考えての再挑戦と云う訳だ。

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材料は、ゴーヤ・2本、豚肉・200g、木綿豆腐・1丁、卵・3個、かつお節・適量で、その他にはごま油、醤油、みりんと云った所。

1)先ず、木綿豆腐はキッチン・ペーパー2枚で包んで、コップ2杯程の水を入れたヤカンを重しにして20分以上の間放置し、余分な水分を取る。
2)次にゴーヤは中綿を取った後に3~4mm程度の厚さに半月切りにし、塩揉みをして3分放置して水洗いをして、電子レンジで4分程チン。
3)一口大に切った豚肉を、塩コショウで少し味付けをしながらごま油で炒め、ゴーヤを加えた後、豆腐を手で崩しながら加えて炒め、最後に溶いておいた卵をひと混ぜ。
4)皿に盛り付け、かつお節を振り掛けて、完成!!!(写真は、かつお節を振り掛ける前)

結果は、と云うと、今回も前回程ではないが、少々塩味が強過ぎる様に思う。
次回は、ゴーヤを塩揉みする際の塩の量を少なめにし、放置する時間も短くして見ようと思う。

マイ包丁

道具

IMG_0157_R.JPGやっとと云うか漸くと云うか、この6月末日をもって常務理事を退任し、年末までの半年間は嘱託の顧問として後任者への引継ぎをすることに決まった。
そして新任者が着任した2日目に、職員達が歓送迎会を開いて呉れた。

この様な会を開いて呉れることは、本当に有難いことで感謝するが、実の所は一寸苦手な点でもある。 特にこれまで40年ものサラリーマン生活が終わりになると考えると、こんな小生でも目頭が熱くなることもあるが、男子たる者、他人に涙を見せてはならぬとの教育を叩き込まれたせいなのだろう。 
IMG_0162_R.JPG幸いにも、会は和やかな雰囲気だったので、そんな心配は殆ど必要がなかったのだが・・・・・・。
最後の最後になって皆が出し合った餞別を贈呈して呉れる段になって・・・・、不覚なことに一寸ウルウル来てしまった。

しかも、皆が餞別に選んで呉れた品物が良かった。
退職後にやって見ようと考えていた料理に、当然なくてはならない包丁、しかも、何と銘まで彫ってある。
実は、退職後の楽しみに料理を考えていたことは事実で、料理の部屋も作ってはいたのだが、実際にはどうなるか?
自分自身でも料理をする様になるかどうか、自信はなかった。
IMG_0164_R.JPG所が、こんな高級なマイ包丁を頂いてしまっては、否が応でも料理をしなくてはならなくなってしまった・・・!!!
果たして、使いこなせる様になるだろうか?

でも、皆さん、有難う!!