2009年釣行記(13)
潮回り:中潮 場所:BBUR、TKUR 釣果:ナシ 同行者:単独
前々回はAKUM、前回は烏帽子岩と、この所小生にとっては新規開拓が続いていたが、今日もその第3段で、BBURに行くことにした。
しかもウェーダーを履いてタイド・プールを渡って・・・・と普通のエギンガーが避けて通りそうな場所・・・。
但し、初めての場所でしかもタイド・プールを越えてとなると、矢張り明るくなってからでないと危険が大き過ぎる。
と云う訳で普段よりも遅い2:30の出発。
昨日は低気圧の影響で北海道では雪が降り関東地方でも肌寒かった。加えて台風並みの強風。
この所、順調に上昇を続けていた海水温が冷たい強風に掻き混ぜられて、逆に下がり・・・・と、行けば3杯、4杯と必ず結果を出されているつりっくさんや他の皆さんと違って、余り満足の出来る結果が得られていない小生はどうしてもマイナス思考になってしまう。
釣り場近くの駐車場到着は予定通りの4:00過ぎ。駐車場には先行車が4台程で、その内の一台が丁度準備中だったので、声を掛けるとアオリ狙いとのこと。しかもウェーダーを履いている。
結局の所、考えることは皆同じだと実感させられた(笑)。
北海道から帰って来てからは殆どウェーダーを着用したことがなく、かれこれ6-7年振りのことで、要領の悪いことこの上ない。
漸く支度を終えて海岸にまで来た時には、辺りは薄っすらと明るくなって来ていた。
さて、目指す磯に渡ろうと思ったが、中潮とは云え大潮の翌日のことで満潮に近いこの時刻の潮位は高く、更には昨日の強風によるウネリが残っており、大きな波が押寄せて来ている。
こんな条件下、ウェーディングすること自体が無謀。ここは君子危うきに近寄らずで、即、方針変更。
そこで目標としていた磯のワンドを挟んで対岸にある地磯に乗った。
こちら側は水深が余りないとのことだが、夜明け直後でもあるのでベイトを求めて入り込んだアオリもいる筈。
満潮を過ぎ下げに入って潮が流れ出した頃から、切れ藻が目の前に流れて来て邪魔になって仕方がない。しかも、海面ばかりではなく海中にも夥しく流れており、キャストの度に藻が掛かって来る入れ掛り状態。
加えて、ウネリが大きくなって来て前下がりになっている隣りの磯にはかなりの所まで波が這い上がって来て、ウェーダーを履いているので問題はないのだが、何となく落ち着いて釣りに集中出来ない。
そんなこんなでここは諦めTKURに転戦することにした。
ゴールデン・ウィークの始まっていることだし、時刻も時刻になっているので入れないかも知れないと思いつゝ駐車場に着いて見ればラッキーなことに駐車している車は2台だけ。その内1台は、マツダのロードスターなので、釣りではない??
釣り客は少ないかも知れないと期待し再度支度をして九十九折を降りて行くと、途中に見覚えのあるナンバーの車が駐車してある。
ひょっとするとと思った通り、毎年この磯で出会うヤエン師の二人組み。
知らない中ではないので間に入れて貰うことも考えたが、狭い磯に大の大人が3人も乗るのは少々辛いものがある。と云うことで、その磯から対岸に近い磯を選んだ。
ウネリは背後の陸で遮られているせいで殆ど影響はなく釣り易そうだったが・・・・・。
結局、地合いも過ぎた後なのか、アタリさえも感じることなく、StopFishing。