2007年釣行記(27)
潮回り:若潮 場所:MNDR-TKUR 釣果:アオリ極小X2、アカイカX1 同行者:単独
午前2時半、携帯の目覚し音で起床。 闇を透かして外を見ると道路は濡れている様だが雨の気配はない。上がった直後かあるいは降っていても霧雨の様なものだろう。予報では夜明け過ぎまで傘マークがあったので気になっていたが、これなら大丈夫と釣行決定!!!!現地の駐車場に到着したのは4:30頃。今回は久し振りにOHMに入ろうと考えて来たものゝ、往復の道程を考えると逡巡するものがある。結局、TKURが駄目なら隣のMCNSにすれば良いと安易な選択をしてしまった。
駐車場には湘南ナンバーが1台止まっていたが、幸いにもTKURには誰も入っていない。貸切状態の磯に乗ってゆっくりと支度をし、本日の第一投は5:00を廻った頃。
浜を挟んで遥か右手の磯に見える人影は湘南ナンバーだろう。スタイルからしてエギンガーか?
正面に見える湯河原や熱海の山頂は低く垂れ込んだ雲に隠れており今にも泣き出しそうな気配だが、風はなくベタ凪。エギングをするには最高の条件だが、干潮の潮止まりまで2時間程と云う割には潮に動きがなく、マッタリとした状態。
実釣を開始して1時間程経ってもアオリからの信号は全く感じられず、何となく厭な予感が頭を過ぎる。この磯で一緒になるヤエン師も姿を見せない。独り占めの磯から扇状にキャストしてはシャクりの繰り返しをしていると、いつもより遅い時刻になって例のヤエン師の登場。今日は弟子を伴っておらず師匠単独。これで3週連続してこの磯で顔を合わせていることもあってか、何となくホッとした。
ヤエンの師匠はいつもの場所でいつもの様に支度をして、活きアジを投入。アオリが寄っていれば直ぐに結果は出るだろうと、ヤエン師のロッドに注意をしていたが、アジの動きに伴ってロッドの穂先が揺れているだけで、アジを抱いて沖に走るアオリのアタリはない。
1時間・2時間と時間だけが経過し、下げの潮止まり時刻の7:30になっても状況は全く変わらず、二人で顔を見合わせるばかり。
活きアジにも全く無反応なのだから、付近にはいないのだろう。
回遊を待つしかないが、それも上げ潮が効き始めてから。
一休みをしながらヤエン師と四方山話。
普通は帰り支度を始め様かと考え出す8:30頃、遠投したエギに待望の反応。合わせると確かに生体反応がロッドを通して伝わって来るが、如何にも弱弱しい。
????と思ったら、前回と同じサイズのアカイカ。本命ではないが、取敢えずボーズは逃れた。
やっと廻って来たかと期待したものゝ、元の木阿弥。
暫く、音沙汰のない状態が続いた後、11:00頃になって、手許に迄伝わって来たアタリで、待望のアオリをゲット。所が・・・・・、小さい小さい。精々300g止まり。今年の早生まれのイカだろうか?
その後1時間程して、今度はラインの動きであたりを取ると本日2杯目のアオリ。しかし、サイズが小さい。先程のイカよりも一回り程大きいが400gあるかないかと云った所。
納竿時刻を1時間延長したが、結局その後は音沙汰なく、13:00にStioFishingとした。
件のヤエン師にはアタリが2回程あった模様だが、型が小さ過ぎてヤエンには掛けられなかったとのこと。2週間程前には、入れ喰い状態で型も良かったのに、そろそろシーズンも終わりに入ってしまったのか? それにしても、自然相手はやはり一筋縄ではいかないネ?。