2007年4月27日

2007年釣行記(16)

潮回り:若潮  場所:真鶴OHM  釣果:ナシ 同行者:ナシ

先週果たせなかった平日釣行を敢行した。実の所は26日(木)にしたかったのだが、外せない業務があり止むを得ず翌日の27日(金)にした。

さて、場所を何処にするか? 
当然、夢よもう一度と先週やっと結果を見ることの出来たSMDが最有力候補。
所が、天気予報をチェックすると、午前6時から東よりの風が強くなり9時頃には6m/sになるとある。ここは先週、先々週と2回続けて強い風に悩まされたし、ゴールデンタイムの時間帯に強い風が吹くのは頂けない・・・・。
真鶴はどうか?
風は1m/s程の予報。江之浦沖の海水温も漸く16℃を超えて来たので、真鶴方面もソロソロではないかと考えた。真鶴であれば横浜から1時間半程度の距離故、ホームにするにも好都合である。しかも磯が中心となるので、イカに対するプレッシャーも少しは軽いだろう。

と云うことで、ホーム候補の真鶴OHMに行くことにした。

現地には、夜明け前の4時半頃に到着すれば良いのでゆっくり出来ると思ったのが間違えの元。起床するのも若干遅かったし、駐車場からの歩く時間も考慮し忘れていた。

駐車場に着いた頃には辺りはすっかり明るくなっていたし、ゆっくりと時間を掛けて支度をしてポイントに向かったので、時合を外してしまった惧れがあった。しかし、先週結果を見たこと、今日の目的が釣ることもさることながら、ホームにするポイントの開拓も念頭に置いていたので、これまでの様に焦る気持ちは全く無かった。

第1投は、5時半。
風は微風で波も無く、エギに引かれたラインが真っ直ぐに伸びており、どんな僅かな変化でも見逃す心配もない。潮は少し右から左に流れている。
正に絵に描いた様な絶好のエギング日和。しかも貸切状態。

こんな好条件での釣りは、滅多にあるものではない。これで釣れない方がおかしい・・・・。

最初の数投は10カウントで表層をチェック、次いで15、20と徐々に棚を深くして探って見るが、イカからの信号はない。
手許に戻って来たエギに触れると、未だ少しヒンヤリとしている。やはりSMDに比べると海水温は低い様だ。
昇り切った太陽が崖の影から顔を出して来たのを気に、今度は底を中心としてステイさせる時間を長めに・・・・。

結局、イカからの信号はなく、9時半頃StopFising。

漁港であれば車横付けのポイントもあるし、歩いたとしても、長くて5分位のものだろう。
所が、磯に入るとすると、歩行距離がながくなる。しかも、行きは下り坂なので、時間が余分に掛かることを別にすれば、そんなに大した問題にはならない。問題は、帰りである。帰りは必ず上り坂になる。しかも、釣果があればその重さが加わっている筈で、坂がダラダラしているか急であるかには関係なく、15?20分も歩くのは流石にキツイ。

今回も、駐車場に辿り着いた頃には、息はゼイゼイと上がり汗びっしょりの状態。今日の様に気温が20℃前後にしかなっていない時期でこんな状態なのだから、気温が上がるこれからの時期どうするか?
二輪であればもう少し楽が出来るのに・・・・

2007年4月23日

2007年釣行記(15)

潮回り:小潮  場所:SMD  釣果:800g X 1 同行者:ナシ

先週は往復300km走破したにも拘らず、例によって見事にボーズを喰らったものの、次は釣れそうだとの予感があった。 その予感を現実のものにすべく平日の釣行を目論んだが、生憎、天候が悪く風が強い日が続いており、結局通常のパターンでの釣行となった。と云っても、昨日までの悪天候の影響は残っており、明け方までは雨模様でしかも風もソコソコ強い予報となっている。

午前1時にセットした携帯の目覚し音で一旦目を覚ましたものの、ウダウダとして気が付いたら1時半になっている。慌てて家を出ると、アレレ、雨は降っていない。天候の崩れが遅れているのだろうか? ここは、予報が外れたことを祈りながら、一路伊豆を目指す。道路は順調過ぎる位順調で、茅ヶ崎の柳島辺りまで来るのに、これまでの最速記録の35分。
西湘バイパス沿いの吹流しは垂れ下がっており、伊豆に入ってからの幟旗も殆どはためいていない。所が、伊東辺りから雨が降り出し、風も出て来た。

現地には4時半頃到着。駐車スペースには先行車が1台のみ。しかも、車内灯を点けて、何やら準備中の様子。こっちは、雨と風に出鼻を挫かれた格好で、暫し車中で休憩。
雨は小降りでそれ程気にする必要もないが、先週とは正反対の方向から吹いて来る風は強い。時折車がユサユサと揺れる。さてどうしようか?なんて考えている内にウトウトしていたらしい。気が付くと辺りは薄明るくなってしまっている。

道具を引っ張り出し、防波堤に急ぐと、風がまともに吹き付けて来る。
防波堤には先行者が一人。挨拶をして防波堤の中程に釣座を構えたものの、大きなうねりが押し寄せて来ているし、右斜め前方から吹き付ける風でエギは押し戻されて来る。仕方がないので、港内側に向きを替えてキャスティングを繰返すが、雰囲気は全くない。
地合が出て来る6時半頃になると、更に悪いことに雨粒が大きくなり、本格的な降りになって来た。

今までの小生であれば、もうこの辺りで引き揚げている所だが、釣れそうだとの予感が未だ残っていたためか、車で一休みをすることにした。ウトウトとして気が付くと7時半。風は相変わらずだが雨は上がった模様。防波堤に戻ると先行者も引き揚げた様子で、完全に貸切状態。
釣座は朝と同じ場所に構えて、沖に向かってキャスト。心なしか風は幾分収まって来た。
2投、3投、4投、5投・・・・。相変わらずイカからの信号はないが、集中力も切らさずに黙々とキャストを繰返していると、いつの間にか気が付いたら風が収まっている。

キャストしたエギの着底を待ち、シャクリ上げてテンション掛け気味にしてフォールさせている、引き波とはチョット違う感じが伝わって来た。
ウン??
一呼吸おいて大きくシャクルと、
ガツンと竿が止まり、
ロッドがグングンとお辞儀をし、
ドラグがジリジリと気持ちの良いサウンドを奏でている。

待ちに待った、アオリの引き。充分堪能してギャフをかけたのがこれ。

続いて、もう一杯と思ってキャストを繰返したが、コイツの相棒は近くには居なかった模様。

折角収まっていた風が朝とは正反対の陸側から吹き始めて来た頃には、防波堤の岸よりには、泳がせ釣り師が沖側、内側に夫々3人位入って来、徐々に小生の方に向かって張り出して来た。
自由に泳がせている鯵とお祭りするのも厭だったし、風もかなり強く吹き出したのを期に、11頃にStopFishingとした。

あの引き具合から、キロ前後かと思っていたが、帰宅後計量して見ると残念ながら800g
でも、嬉しい1杯だった。
兎に角、今日は集中力が切れることがなかったのが、結果を出せた理由だろう。

2007年4月16日

2007年釣行記(14)

潮回り:大潮  場所:SMD  釣果:ナシ 同行者:ナシ

ガクちゃんSAMURAI777さん山梨のイカ釣師さんから頂いた情報で判断すると、やはり南方面だろう。
現地到着は午前4時頃として、1時に出発すれば御の字だと思っていたが、先週寝過ごしたことが頭に残っていたためか、12時過ぎに目が覚めてしまった。
ここで2度寝をすると先週の二の舞になるので、取敢えず起き出して、ゆっくりと支度をして0時40分に出発した。
細かい雨がフロント・グラスに当る。天気予報では夜半から午前中は曇り、雨は午後からだと云っていたので、天候の変化が早くなったのかと心配したが、兎に角、行って見よう・・・・。

雨は、霧雨の様でしかも降ったり止んだりの状態。 風も殆どなく、西湘バイパスに設置されている吹流しは殆ど垂れ下がっている。
幸運にも、雨は伊豆半島に入った頃には上がって来たものの、今度は逆に風が強くなって来た。
一難去って又一難
道路端にある幟(のぼり)の旗がバタバタとはためいているし、時折ハンドルにも横風を感じる位になって来た。

SAMUARI777さんから情報を頂いたKTSSRTに到着。
所が、防波堤ではほゞ真正面からの風。テトラに押し寄せて来た波が時折、防波堤に這い上がって来る程。これでは無理とSMDまで足を伸ばすことにした。

今回はKTSSRT等に寄り道をしたにも拘らず、道中は至極順調で途中のコンビニ等で時間調整をする程だったが、SMDには3時半過ぎに到着した。

ここは山陰になっているので風も幾分かは遮られるのではないかと期待していたが、車を止めてドアを開けようとすると、一瞬風に煽られる位の風の強風。1台しかない先行車のナンバー・プレートは相模になっているのでこれも遠征組。やはりこの様な悪天候の中、地元の人達は敬遠しているのかも知れない。

一旦、様子伺いに防波堤にまで脚を運んで見ると、この強風の中エギンガーが只一人シャクッている。恐らく、相模ナンバーの持ち主だろう。挨拶をして状況を尋ねると、未だ魚信はないとのこと。

車に戻り、さて道具を出すか?と思案したが、明るくなるまでチョット休もう。
シートを倒して目を瞑ると、時折、風の音がゴーッと聞こえて、車体がグラグラと揺れる程。
日が出てくる頃には風も弱まっているかも知れない等と考えている内に、ウツラウツラとしていた。

明るくなり周囲の景色が見える様になって来た頃、別の車が止まった。その音で、我に帰り支度をして防波堤に向かうと、先のエギンガーの他に先週も見掛けた地元エギンガーが一人。

防波堤の1/3程の所に釣座を構えてラインをガイドにラインを通していると、カップルのエギンガーが登場。彼らは小生の沖側に、その後、エギンガーの二人組み、餌師、カゴ師が次々に続いて来る。本当に好きな連中はこんな風等全く気にもならないのだろうか?

時折吹き付けて来る突風で海面に生じた小波が一斉に沖に向かって広がって行く。背中側になる港内の海面は三角に波立ち、その波頭が白く崩れている。それでも、風は沖に向かっているエギンガーの斜め左後ろからなので、キャストは何とか出来るが、ラインがフケにフケて底が取れそうにもない。

これまでの小生であれば、こんな状況で竿を出すことなど考えられもしなかった。が、この日は何を気迷ったのか、9時頃までは頑張って見ようと、4号のエギを車に取りに戻ったり、シンカーを巻いて重くしたりと、色々と工夫して見た。

ガクちゃんが1.7kgを出したと云う6時半頃、沖から1/3程の所に入った二人組みの所で、ギャフの黄色い柄が立っているのが目に入って来た。

それから程なくして、カップル・エギンガーの男性にも来た。

なる程、朝の地合か?????
この強風でも釣れる時は釣れる・・・。
段々こっちに近付いて来た。
次は小生の番だとシャクル腕にも力が入る・・・・。

と思ったが、イカ様達は、それ以上浅場には移動して来ない様子で、小生の所から防波堤の岸寄り側は、異常ナシの状態が続いている。
そうこうする内に、8時頃から雨がポツリポツリと降り出した。と云っても、レイン・ウェアを着る程のことはない。
但し、風向きが左から右の真横に変わり、益々状況が悪くなって来たので、今日はStopFishingとした。

いつもの帰りは虚しい思いを胸に帰り道の運転をしているのだが、今日は、違った。
何の根拠も無いが、
次は何とか釣れるのではないか?。
そんな思いがしてならない。

で、帰り道、次回は休暇を取って平日に来ようと決めていた。

2007年4月 9日

2007年釣行記(13)

潮回り:小潮  場所:SMD  釣果:ナシ 同行者:ナシ

先々週は、どうしても行く気にならず、先週は風邪気味だったので、釣行しなかった。こんな事は、長い釣暦の中でも滅多にあるもんじゃない。それだけ、歳を喰ったって云うことだろう。

そして、3週間振りの釣行。
午前1時に、一旦は携帯の目覚し音で起きたものの行っても、釣れないだろうなぁなんて考えている内に、又、眠ってしまったらしい。次に、気が付いたのが1時間後の午前2時。
慌てて起き出して、車を出した途端に、前途を象徴するかの様ないきなりの雨。

現地に到着したのは午前5時少し前。週の初めの月曜日の早朝と云うのに、既に、駐車場には5台の車が止まっている。
早速、支度をして防波堤に出て見ると、10人程が竿を出している。エギンガーはその内7?8名。流石に人気の程が伺える。手前近くに一箇所空いている場所があったので、先行者に挨拶をして入れさせて貰う。見るとその先行者の腰には、キロはありそうなイカがコンビニ袋に入って重そうにぶら下がっている。尋ねるとたった今出た所とのこと。

俄然、張り切って第一投。風は右から左。つまり西風が結構吹いている。
着底を待ってシャクリを噛ますが、当然音沙汰なし。
今日の風は、右から吹いて来ているかと思うと、後ろからになったり、左からに変わったりと、目まぐるしく向きが変わる。しかも、ソコソコ強くてやり難い。
その風が時間の経つに連れて益々強く吹き出し、7時を廻った頃には潮の流れと同調して底を取るのも難しくなり、あれだけいたエギンガーも一人帰り二人帰り・・・。

7時半頃、SZKであれば風裏になるかも知れないと移動を決定。
所が、ここも強風で無理と判断。次に、STUR、MTKと覗いて見たが矢張り風が強い。この日は東伊豆は何処も風が強く、135号線から見る相模湾にはウサギが飛び交っている。
最後にITHに寄って見ると、ここは比較的風の影響が少ない。と云っても、いつものテトラは波を被って乗るのは危険なので、ここで今日の釣は諦めた。