2007年3月19日

2007年釣行記(12)

潮回り:大潮  場所:SMD  釣果:ナシ 同行者:ナシ

この所、淋しい状況が続いている。釣果があれば写真を掲載することにしているのだが、意に反して文字だけの読み難いBlog。少しでも早く何とかしなくては・・・・。

15連続ボーズ記録を断ち切るためには、これまでと同じことを繰返していては覚束ない。
この辺りで一発思い切ったことをしなければ・・・・・・。
と云うことで、今回はガクちゃんの情報を基に、横浜から遠く150km南下することを考えた。

しかし、例え南下して黒潮に近付いたと云っても、先週から続いている寒さと冷たく強い風に海水温も急激に下がってしまっている筈。しかも、ピンポイント予報によると、この日も北寄りの風が4?5mとのこと。この風の影響が気にはなったが、行って見にゃ分からん。

さて、出発時刻を何時にするか?
ここは、小生にとっては初めての場所。従って、暗い内には動きが取れないであろうし、新月の大潮とあれば月明かりも当てには出来ない。従って、夜明け前の5時過ぎに現地到着すれば良い。
仮に、平均時速50kmで走っても3時間。しかし、途中で一寸した事故渋滞でもあれば・・・、と考えて午前1時半頃の出発とした。

所が、この日はやけに順調。信号は小生の車に合わせて次から次に青に変わって呉れるし、いつもは早くても1時間は掛る平塚も40分程で通過。目標地点付近で一度道を間違えたにも拘らず、何と4時頃には到着してしまった。逆算すると平均時速60km???

折角早く到着したのだから一眠りしてと思ったが、こんな時は時間があっても、中々眠れないのが道理。仕方がないので時間潰しに、真っ暗な中カンテラをぶら提げて周囲の様子をチェックしてから、車の中で暫しの休憩を取り夜明けを待つことにした。

漸く薄明るくなった5時半頃に行動開始。 
工事現場の門扉の横から堤防に向かうと、エギンガーの姿が2人。
一人は小生と同じスタイルだが、もう一人は長い磯竿で大きく豪快にシャクッている地元エギンガー。2人に挨拶をして防波堤の中央部、墨跡が最も沢山残っている場所に釣座を構えた。風は予報に違わず強く吹いているが、背中から受ける恰好なので心配は無用。所がこの風は北風で寒さが一入堪える。

沖に向かって何投かしていると、続々とエギンガーが登場して来て6時半頃には4?5m間隔でズラ?リと堤防は満員状態。このエギンガーの中には小生を通り越して先端側に釣座を構えたのが何人かいのだが、気が付けば、誰からも声を掛けられることがなかった。別に声を掛けられるのを期待してる訳ではないから、どうでも良いことだけど・・・・。
これだけ一列横隊に並んでいるのだから、何処かで出る筈と周囲に注意を払いながらシャクッていたが、何処からもその様子は伝わって来ない。そうこうする内に、一人消え、二人消えとあれだけ沢山いたエギンガーが8時を廻った頃には、4?5名しか残っていない。 
ひょっとすると、仕事前の一振りだったかも知れないが、何と決断の早いこと!!

その後、小生も後学の為に2度程場所を変えて見たが、はやりアオリからの信号はなく、最後に湾対岸の堤防に大きく移動。この防波堤の付け根部分に黒板の掲示板があり、それによると本日の水温は14℃とのこと。昨日の水温が不明なので何とも云えないが、やはり1週間ほど続いている冷え込みの影響はあるんだろうと思う。

結局、ここでもアオリからは完全に無視された恰好で、昼前にStopFishing。
ガクちゃんに結果を報告すると、折返し、風裏になる場所の情報を頂いたものの、改めて道具をセットする程の気力も残っておらず、そのまま帰途に着いた。

帰りは、ユッタリと走る車に前方を阻まれたり、信号待ちが多かったり、更には例によって原宿交差点の渋滞に掴まったりで、4時間半。
考えて見れば、6時頃から11時頃までの5時間の釣に対して、往復7時間の運転。
実釣時間よりも移動時間の長い釣行だったが、これって???????????

2007年3月12日

2007年釣行記(11)

潮回り:小潮  場所:IW  釣果:ナシ 同行者:ナシ

実は、今回はシャクルことよりも地磯を見て回る積りでいた。

連続ボーズ記録を更新中である理由の一つに、自分のホームを持っていないことが大きいのではないかと考えた。
例えば、好きなホームであれば、仮に釣れていなくても粘れるし、粘れば釣れることも多かろう。
丁度、一昨年のAKYがそんな所であった。AKYでは、粘れたし例え釣れなくても何となく納得出来た。所が、夜に入れなくなってから、アチラコチラをウロウロする様になり、その結果、釣れる機会が徐々に減り、今や14連続ボーズ記録の更新中の事態になったのではないか、と考えた訳である。

そこで、冒頭に述べた様に、自分の居場所探しに出ることにしていた。
そんな時、伊豆半島南が良いとのガクちゃんさんから情報を頂き、伊豆にすべきか真鶴か大いに迷った。所が天気予報をチェックして見ると、何と、南方面は西又は北西の風が10から13m。日本海に発生した低気圧が発達しながら北上し、その影響で気温は上がらないし、風も強い・・・・・。

で、当初の予定通り、真鶴の地磯探索に行くことにした。
3時半に携帯で一旦目が覚めたが、釣りが目的でないと思うと眠気に負けて、次に目が覚めたのは4時。
ユックリと出発して、真鶴駅前を曲がって真鶴半島周回道路へ。
琴ヶ浜、榊ヶ下、大浜と見て回ったが、月曜日にも拘わらず一人二人と釣り人が入っている。

目的は地磯巡りとは云え、折角来ているのにシャクリもしないのは少々物足りない。が、風は予報通り強く、ウサギがピョンピョンと飛び回っている。
それではと、風を背負えるIWに行くことにした。

時刻は既に10時少し前。
地合はとっくに過ぎているが、メジナ師に挨拶をしてテトラに乗る。
思惑通り風を背負えるが、時折、背中をグッと押されて思わずつんのめる程の突風。しかも、気が付くとテトラに立て掛けておいた玉網がいつの間にか消えて無くなっている。テトラの隙間を透かしてみても、何処に飛ばされたやら・・・。

で、30分もシャクることなく、帰宅することにした。

2007年3月 4日

2007年釣行記(10)

潮回り:大潮  場所:OSK, MH  釣果:タコ小 x 2 同行者:ガクちゃんさん

又々、満月の大潮の時期になった。2月の同じ時期にも休暇を取って釣行したが、敢え無く討ち死に。 ならば、月が替わった3月はどうか? この部屋に何度も来て頂いているガクちゃんさんに声を掛けると、即OKの返事。 2月と同様会社に休暇届を出し、OSKで待ち合わせをすることにした。

仕事から帰宅して家を出たのが21時、現地には丁度2時間後の23時に到着。
流石に満月の大潮、駐車スペースには5?6台の車が止まっている。
こんな小さな場所故、入れる場所もなかろうと思いつつ、防波堤に出て見ると、一人だけ掛かれそう。
空は雲が出ており折角の満月も隠れ勝ちだが、風は殆どなく、多少ウネリが入っているものゝ、絶好のエギ日和。
状況をガクちゃんさんにメールをすると、仕事が長引いて少し遅れそうとの返事。
それでは、真打が登場するまで暫く時間潰しをしていよう。

左前方に最初のキャスティング。着底した頃を見計らって、スラグを取りシャクると、
ガツッン!! 
ヨッシャッ!!! 一発目から来たか???

ロッドはグーンと円弧を描いているが残念ながら、グィ?ン・グィ?ンがない。
仕方がなくラインを引っ張るとプツンと厭な感触。リーダーの上から海の藻屑となったのが、最近の小生の釣りの象徴。
システムを組み直していると防波堤の先端右側が空いた。
ラッキー!!!
焦る気持ちを押さえどうにかシステムを組み直して、足場の良いここの確保に成功したが、結果としては、この時点でを使い切った様だ。
キャストを繰り返し、シャクリを繰り返しても、例によって一向にアオリからの信号はなし。
その内、防波堤の左のトウフに入っていた人がアオリを掛けた。暗くて良く判らないが、400?500g位か?
俄然、シャクる腕に力が入るが、状況は変わらない。
日付が変わった0時半頃には貸し切り状態になり、広いとは云えない防波堤を目一杯使ってキャスト方向を色々と変えて見たが、根掛りでエギをロストするばかりで、全て徒労。

ガクちゃんさんが登場した時も、エギをロストした直後。
気分を変えて二人並んでキャスティング。例え、釣れなくても気の会う仲間と色々と話をしながら竿を並べるのはこの上なく楽しいものであるが、それにしても、掠りもしない。
風も強くなって来た事もあって、とうとう我慢も限界に達し、近くのUSMの様子を探ることに・・。
ここは鯵釣りの人が先端付近を占めており、我々が入る余地がない。防波堤の中程まで戻りキャストして見たが防波堤の高さに比べて水深が少な過ぎて釣り難い。早々に元の場所に戻ったが、二人揃ってノー感じ。

次いでMHへ場所移動を決定。
テトラ帯には先行者が二人入っているが、何とか掛かり場はありそう。
2?3投した頃、ガクちゃんさんの呼び声に振り返ると、先行者の一人がロッドを曲げている。
それに触発されて、期待一杯でキャストを繰り返すが根掛りが多く、根掛りを避け様とするとキャストは一方向にしか出来ない。その内、眠気が襲って来て何とも我慢が出来ない位。考えて見れば、一睡もせずにシャクリ倒しているのだから無理もない。釣れていればそんなこともないだろうが、根掛りばかりの連続にとうとうダウン。
ガクちゃんさんに声を掛け、一眠りすることにした。

Zzzzzzzz

15時頃になって釣りを再開。
テトラ帯に言って見ると、先の先行者は同じ所で未だ頑張っているので、その先のテトラの切れたところに入る。
ここは、岸から7?8m付近に海藻が茂っているものゝ、その先は砂地で根掛りの心配は全くなし、風もここまで奥に入ると殆どなく、正にラインで魚信を取るエギングにピッタリ。

17時頃になって、最も期待が持てる夕マヅメ・・・。
期待一杯に体力の続く限り粘ったが、アオリからの音沙汰はなく、結局小さな蛸が2匹。
ガクちゃんさんはと云うと、流石この状況の中で2杯のアオリ。1杯は玉網入れに失敗したけれど、お土産を確保された。

と云うことで、エギのロストは2桁に近い1桁まで伸ばし、更にボーズの連続記録も見事に更新して14連続ボーズとなり、約20時間の釣行を終わることにした。

ガクちゃんさん
お世話になりました。釣果には恵まれませんでしたが、本当に楽しい釣りでした。来月になりましたら、また土曜日に休暇を取りますので、是非ご一緒させて下さい。
本当に、有難うございました。
追:ガクちゃんさんの行きつけの小田原の釣り道具屋を教えて下さいネ。