2010年5月11日

旋盤のDRO化(7)


DRO-009R.JPG Z方向のDRO化も往復台と同じ様に、表示部を固定しスケール・バーを動かす方法にした。
但し、スケール・バーはミーリング・アタッチメントのヘッドには連結させていないので、下方向にはヘッドに押されて下がるが、上方向にはヘッドの動きに連動して上がることはない。 つまり、下方向への一方通行である

当初は、表示部か、またはバーをヘッドの上下運動に追従させる積りで、その取り付け方法を色々と考えたが、どうも上手い方法が見付からず、Z方向は時間を置こうかと考えていた。
しかし、ふと・・・
ヘッドの上下運動の往復とも連動させなくても良いのでは?
と思い至った。

つまり、小生自身のミーリング・アタッチメントの使い方は、ドリリング(穴開け)や溝切り、平面出しにしても、バイト(刃)を工作物に押し付ける様に、ヘッドを下げる方向の一方通行である。 勿論、ヘッドを上に引き上げながら切削する工作技法もあるだろうし、そうしなければならない場面もあるかも知れないが、兎に角、小生には全く経験がない。
であれば、上方向に対する連動は諦めても支障はないだろう・・・・・・。

と云うことで、下方向への動きにのみ連動させる一方通行としたが、使って見て支障がある様であれば、その時点で考え直せば良い。
それよりも、縦横の表示部が重なっているために、下になる縦送りの表示部が、思った以上に見難いことが分かった。 こちらの改善方法を考えなくては・・・・・!!

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