旋盤のDRO化(5)
全て現物合わせの好い加減な工作だが、取り敢えず、縦送り方向のDROは完成とした。
デジタル・ノギスをノギスとして使う分には、表示部が大きくて見易いのだが、こうしてミニ旋盤のDRO用に流用するとなると、少々大き過ぎる。
その為に、往復台を右に移動させると、この表示部がノギスのバーの固定座に衝突し、3cm程デッドになることが分かった。
1/80の鉄道模型用に、旋盤としてのみ使うのであれば、この3cmもそれ程問題にはならないと思うが、小生の様にミーリング・アタッチメントを取り付けて簡易フライスとしても使用する場合は、加工する物によっては問題となる。 これを避けるためにはバーをもう少し右寄に固定すれば良いのだが、旋盤を設置している鉄製のパンが小さいので、これは無理。
色々と考えてみたが、どうも良いアイデアが浮かばず、表示部と往復台を連結するステーの位置を変更出来る様に3箇所にタップを切っておいた。 後は使いながら解決策を模索する意外にないか・・・・?
切子や切削油を防止するためのカバーは、購入した釣竿のプラスティック製の保護ケースを利用した。
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