<車遍歴>

2005年5月25日

車を替えることにしました。
指折り数えて見ると13台目になります。昔はエンジン・オイルの交換、点火タイミングの調整など、車を弄る楽しみも結構あり、ある意味で「物造り」に通じる部分もあったのですが、排気ガスの規制実施以来、素人が手を出せる所は殆どなくなってしまい、今では「運転する楽しみ」だけになってしまいました。
それでも13台となると、ある意味で「道楽」に通じる部分があるので、記憶を辿りながらご紹介します。

番号 メーカー 車種・車名 排気量(cc) 購入時期 思い出
1 マツダ Familia 1000 1968/07 3輪トラック・メーカーの東洋工業(MAZDAの前身)が軽4輪のCoupe R360に続いて販売したファミリーカーの2代目。
初めてのマイ・カーであった。
2 本田 N360 360 中古 1970/07 会社の先輩から譲り受けた軽四輪車。
大阪の堺市から鳥取市までのロング・ドライブ中、中国山脈越えの峠でクラウンを軽くパス出来る程、軽快な車。
3 本田 Coupe 9 1300 中古 空冷の4シリンダー・4キャブの高出力エンジンを積んだ車。レッド・ゾーンは10000回転位だったと思う。専用のオイル・クラーまで備えていた。
黄色の派手な車で、よくパトカーにつけられた。
4 本田 360 グレー 水冷の軽四輪車。ハッチ・バックの形状から「水中メガネ」と呼ばれた。
5 トヨタ Corona 1500 ブルー 中古 1976/05 海外赴任地のバンコックで購入した中古車。当時、タイでは車の生産が行われておらず、日本からの完成車輸入品。ために中古車にも拘らず日本円で200万円もした。
6 トヨタ Carina 1600 濃紺 1979/06 海外からの帰任後、最初に買った車。ショウ・ルームで見た紺色に魅せられて購入。
この車が縁となって、販売店の営業担当のU氏と友達付き合いが始まった。
7 三菱 Λ 2000 淡いクリーム 1982/00 リア・ウィンドウの形状が気に入り、U氏に内緒で乗り換え。家内が免許を取ったこともあって、初めてのオートマ車。エンジンの回転数に比べて車速が出ないカッタルさが気になった。
U氏は、3年後にはトヨタ車に乗り換えて貰うと捨て台詞(笑)。
8 トヨタ Soarer 2000 1985/00 約束通り3年後にU氏が持って来た車。仕様を含めて全てU氏にお任せ。
直6のスムーズさが強烈な印象だった。
9 トヨタ Crown 2000 1989/00 ソアラが街に多くなり若者が乗り出したことと、趣味の釣り道具を積み込むのにトランクが狭かったことで、クラウンに乗り換え。この時、クラウンのワゴン車も検討したが、娘の反対にあい、通常のセダンにした。
10 マツダ Roadster 1600 グレー 1992/00 クラウンのトランクは大きくて良かったが、車としては面白みがなかったので、遊び車としてロード・スターを購入。
週末ドライバーにとって車2台の維持は経費以外の負担が大きかったが、この車で横浜から東北道を北上し、北海道に渡った2000kmのドライブ旅行は本当に楽しかった。
11 VW Golf-VR6 2800 小豆色 1994/00 日本車と違って余計な味付けがされておらず、車の運転が実に楽しい車。
金曜日の夜帰宅後思い立って、横浜から秋田県の八郎潟まで夜通し運転し、半日のバス釣りを楽しんだ後、日本海側を南下して帰って来たのも、この楽しさ故。日本海で見た夕焼空の見事さは、今でも思い出す。
12 トヨタ Harrier 4WD 3000 グレー 1998/03 Golfは良い車であったが、釣り道具を積むには狭過ぎたので、販売されたばかりのハリヤーに乗り換え。購入後北海道に転勤となったため、夏は釣り、冬はスキーにと大車輪の活躍。
車としての面白みはなかったが、静かさや乗り心地の良さが気に入り6年以上も乗り回した。北海道での融雪剤の影響で下回りの錆が酷く、已む無く買い替えを決断。
13 VW Passat V64M 2800 シルバー 2004/08 2004/07/18注文、8月8日納車。
2005/06/10現在の走行距離約9,500km
2006/11/29現在の走行距離約26,000km
2007/02/12現在の走行距離約30,000km
14 スズキ エブリィ・ワゴン PZ 660 シルバー 2008/06 パサートは走りも燃費もそこそこ良かったので満足していたが、定年後の維持費負担を考えて、軽四輪に乗り換えた。その際、昔の経験からHONDAを筆頭候補にしたが、結局スズキに落ち着いた。
この車が人生最後の車になる?

Comment(1)


ワイパーゴムの取替えをして見た。
兎に角この車のワイパーのビビリは納車時から酷くて、雨の日でも出来るだけワイパーを動かさない様にしていた。このビビリは可也有名になっている様で、営業マンに云うとニヤリと笑って「調整して見る」との返事。何度か調整して貰ったり、ワイパーを変えて貰ったりしたが、結局完治せず、面倒臭いのでそのままにしておいた。

そのワイパーのゴムが劣化してビビリもさることながら拭き残しが多くなって来た。営業マンは純正のゴムに替えましょうと云っていたが、値段ばかり高くてビビリも残る様なゴムじゃ駄目だと云うことでDIYで替えた。

1)替えゴム:PIAA SUR55NTシリコート 呼番52
2)基本的にはCPJの記事に従った。
3)プラスティック製終端キャップの取外しに少々手こずった
4)ワイパーゴム側から見て、斜めに切込みの入っていない方のキャップをマイナスドライバーで慎重に抉る
5)ゴムをワイパーの溝に沿って押し込んで入れて行くが、途中で硬くなってニッチもサッチも行かなくなるので、洗剤を溝に塗って置くと良い。これが最大の肝。
6)取替えの終わったブレードをアームに取り付けて、作業は終了。
7)今回は、初めての作業だったので若干時間が掛かったが、キャップの外し方さえ問題がなければ10分程度で完了する筈。

試しに掛けて見たが、これまでのビビリが嘘の様。音もなく綺麗に拭き取って呉れる。
当たり前のことなのに、何故か感激した。

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