2021年釣行記(73) – HG

2021年 Haging 釣行記

日 時:12月09日(木) 06:30~12:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:南端
釣 果:カワハギ x 0
同行者:YGWさん&友人

前回のハギングでは、釣果はあったものゝ、もう一つしっくりと来ない結果に終わってしまった。そこで、今回のYGWさんとのコラボ・ハギングの前に独りで出撃して気分を晴らす積もりだった。所が前日になっても、もう一つ気分が乗って来ず、準備をすることなくウダウダと過ごしてしまった。
こと釣りに関して、この様な状況に陥ることは、小生には考えられない珍事だったが、結局、今週の前半戦は不戦負け。

と云う訳で、丁度一週間振りのハギング

06:00過ぎに現地に到着したが、てっきり先着していると思っていたYGWさん達の車が見えない。そこで、二人の到着を待っている間に、岸壁の様子を見て回ることにした。すると、ベスト・ポイントと云われているイケス横には3人のアングラーが既にロッドを振っており、岸壁のにも先行者がいて、とても3人が割って入る余地はない。その他の場所も、漁船や台船、クレーン船など5隻の船が係留されており、竿を出せるスペースはかなり限られている。しかも、北寄りの風が強く吹いていて、風の影響を考えると、極僅かな場所しか入れそうにない。

06:40頃、YGWさん達が到着。相談の結果、已むを得ずコの字の底辺付近で始めることに。

夜が明けたばかりで、まだおちょぼ口の可愛娘ちゃん達は動き出していないだろうと云うことで、先ずSephia S806ML-S3.5号のエギで、時間潰しのエギングを開始。

この日の前日には、冷たい雨がかなり強く降ったので、その影響が心配。特に、寒い時期の強い雨は、海水温を一気に下げてしまう。そのため、魚やイカ様の活性が下がるので、アングラーは苦戦することに繋がってしまうことが多いのだが、
果たしてこの日はどうだろう・・・・・?
運が良ければ・・・と甘い期待を持ってキャスティングを繰り返したが、予想通りイカ様からのコンタクトは皆無。

その内、YGWさんの友人がハギングの準備を始め、YGWさんイカ様に見切りを付けたので、小生も彼らに倣って、ロッドをSoare30 S803ULT30に替えておちょぼ口の可愛娘ちゃんを探すことにした。

しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトは、全くなく、忘れた頃に小生達の相手をしてくれるのは、ベラハゼキタマクラばかり。それにも拘らず、その内来るだろう、その内・・・と3人並んでキャスティングを続けた。

09:00を回り、陽が差して来て明け方の寒さがなくなった頃には、大勢のアングラーが竿を出していたが、誰も竿を曲げている様子もない。
堪らずYGWさんの友人は、HKT-UMTTCHに移動して行き、YGWさんと二人は居残って可愛娘ちゃんからのコンタクトを待っていた。

暫くして戻って来たYGWさんの友人の弁では、アタリが頻繁にあり、餌がすぐに無くなる由。
これを聞いてはじっとしている訳には行かない。
闇夜に一縷の光明を見出したとばかりに、直ぐにHKT-UMTTCHに移動。

釣座の向きはこれまでと同じ南向きにも拘らず、風向きは、HKT-UMTTCHでは西寄りになっており、斜め右後ろから強く吹いて来ている。この点はやり難そうだが、水深はHKT-UMTTCHの方があって、水色も良さそうに見える。
切れかかった気持ちを繋ぎ直して、直ぐにキャスティングを始めた。
しかし、沖目に投げると、ラインが風に吹かれてしまってアタリが取れない。逆に、岸壁際を狙うと、何も音沙汰がない。唯一、5~10m程先ではコツンコツンと何かがアタッて来る。
そのアタリの主の正体は判らないが、中には可愛娘ちゃんのアタリも混ざっている筈と期待出来るだけでも、コの字の底辺よりもずっと楽しい。

しかし、ベラハゼキタマクラや初めて見る深海魚モドキの魚を掛けている内に、徐々に期待は萎んで行き、いつの間にか引き揚げるタイミングを図っている始末。

そんな小生とは違って、YGWさんや友人は、まだまだ気力充分で一生懸命可愛娘ちゃんからのコンタクトを期待して釣りを続けている。
この辺は、やはり年齢的なものかも知れない。

結局、12:40頃、餌のアサリがなくなったのを気に、YGWさん達を置いて、小生のみStopFishingとして、帰路に着いた。

所で、今年10月15日から始めたハギングでの実績ポイントであるSHYSHMEと今回の南端付近の違いだが・・・・。
水深は今回の南端付近の方がある。しかし、根掛りも今回の方が激しく、SHYSHMEでは、通算して仕掛けのロストは1度だけだったのに、今回は4組もロストしてしまった。
錘を海底に付けて釣る胴付き仕掛けなので、根掛りは付き物で覚悟の上だが、根掛りを気にしながら釣りをするのは、精神的にも余り好ましいことではない。ましてや、今回の様に本命のアタリが皆無の状況で、根掛りばかりと云うのは、ストレスばかりが溜まってしまう。

これから寒さが日一日と増して来る冬場になって深場に落ちて行くカワハギを、陸っぱりから狙うには益々厳しい時期になる。とは云え、全く釣れないと云う訳ではなさそうで、場所によっては期待出来るとのこと。
そのためには、先ず第一に少しでも水深のある場所を選択すべきで、この点からもこれからは南端付近を第一候補とすべきだろう。しかし、根掛りロストを繰り返しながら、1匹、2匹のカワハギを狙う釣りは厳しい・・・。
所が、海釣りを始める切っ掛けになったエギングは、正に、そんな釣りで、それでも面白くて仕方がなく、条件さえ許せば、今でも行きたいと思っている。
と云う訳で、これからもう少しの間は、ハギングに通うことにしようと思う。

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