2018年釣行記(6) – MB

2018年 Mebaring 釣行記

日 時:2月13(火)
潮回り:中潮(↓)

場 所:NGTBN
釣 果:メバル X 1
同行者:単独

予報では火曜、水曜、木曜と連日で風が強く吹く予想が出ていて、一寸釣行するのは無理だろうと半ば諦めていた。所が、NGTBN方面の予報を見ると、夕方までは西寄りの風が強いものゝ、夜になると2m程に弱まるとなっている。ここは西風であれば風裏になるので、多少強くても何とかなる。と云う訳で、今季初めて磯メバルを狙いにNGTBNに行くことにした。
しかし、問題は、大潮になる前日の中潮の下げの時間帯になるので、大潮並みに潮の下げ幅が大きく、14:43に126cmの潮位が21:46には18cmにまで下がってしまうため、実釣時間が少ないこと。

15:40頃、自宅を出発。
途中、渋滞や順法精神旺盛の車があったりして、現地到着は予定より遅れて17:40頃。
直ぐに支度を整えて海岸に出て見ると、予報と違って南寄りが結構強く吹いている。この分だと、いつもの磯に乗ると沖に出ている分、風も強く吹いている筈と思い、サーフの中程にある小磯でやり、いつもの磯には風が弱くなってから移動しようと考えた。

サーフは、ズリッと足許が沈みこむので歩き難くて仕方がないが、岸辺付近では沖に向かってのフォローになる西からの風に変わっており、これはラッキー。
ヘッドライトの灯りを頼りにサーフを歩き、記憶にある小磯の岩礁付近に到着。しかし、目的の小磯が見付からない。小磯があった筈の場所には、確かに岩礁はあるのだが、様子が違っている。一昨年、昨年に来た時とは潮位が違うので、印象が変わって見えるのかも知れないとヘッドランプで念入りに確認したが、平らになった天井部分がない。誰もが見落としそうな小さな岩礁だが、足許が平らでバランス感覚の衰えた小生には釣り易くて気に入っていたのだが・・・・。
余り、周囲をヘッドランプで照らして、メバルに余計な警戒感を与えては良くないと、その岩礁の脇でサーフ・メバリングをすることにして準備を始めた。

この日のロッドは、エギング用のSephia S806ML-S。このロッドのティップ部はメバリング用のSoare S803ULT30よりも柔らかいので、敢えて使って見ようと考えた次第。ルアーはサーフであることを考えて遠投の効くYURAMEKIをチョイスし、キャスティングを開始したのは、19:00少し前。

この頃になると、潮位は既に45cm程度とかなり低くなっており、至る所に頭を出している岩礁が見える。そんな岩礁の近くを通す様に何度かキャストしたが、何となく釣れる気がしない。しかも、予報通り風も弱くなって来ている様なので、元々乗る積りだった磯に移動を敢行。
しかし、風が弱くなっていると判断したのは間違えで、時折身体を揺らす程の風が南西方向から吹き付けて来ており、弱まる気配も感じられなかったため、直ぐに隣りの低い磯に移動。こちらの磯は、岸に近い分風も弱いが、肝心のつぶらな瞳の可愛娘ちゃんからのコンタクトがない。
実釣開始後2時間も経たないのに、この頃になると、もうボーズの文字が脳裏に浮かんで来る始末。

ボーズを喰らうことは仕方がないにしても、このまゝ、おめおめと引き下がる訳には行かない。せめて小磯の場所を見付けなければ・・・・。

又々、サーフに戻って暗い中をヘッド・ランプの灯りを頼りにウロウロと徘徊したが、どうしても見付からない。
もう少し先だったのかも知れない。
と範囲を拡げて捜索してみた所、天井が平らな岩礁が目に入って来た。しかし、探していた岩礁よりも高さがあるので、違うことは確かだが、念のためよじ登って周囲の様子を見た。するとその岩礁は沖にまで伸びており、周囲にも頭を出した根が至る所に見えて、とてもキャスト出来そうにもないが、潮位が低いためその岩礁の先にまで出ることが出来そうに見える。そこで、ヒジキでヌルヌルと滑る足元に注意をして先端にまで出て見た所、かつて、一度だけ、乗った記憶が甦って来た。その時は、全くアタリがなかったのだが、他に移動する場所もないので、駄目元でやって見ることに。

先端にまで出ると、磯の沖に向かった延長線上に海面から頭を出した根が見えるが、その左右には障害物が見えない。そこで、ルアーをMEBARU Small Bait50に替えて、根の右際を通すと、コツンとこの日最初のコンタクト。
オッ、居る!!
これで一気にやる気になったが、アタリが続かない。しかし、居ることは確かなので、続けて何度か同じコースを通すと、又々、コツン。
しかし、掛けたのは根の際ではなく、直ぐ、足許。根の際からルアーを追い掛けて来たのか、それとも、足許に潜んでいたのかは判らないが、今季初の磯に住んでいるつぶらな瞳の可愛娘ちゃん
しかし、この可愛娘ちゃんは、産卵直後のお嬢様と見えて、体長こそ25cm程だがガリガリに痩せた貧相な体型。とは云え、ボーズを覚悟していただけに嬉しい嬉しい1匹。
こうなると現金なもので、2匹目、3匹目を狙って鼻息も荒くキャスティングを繰り返したのだが、アタリは2度、3度とあったものゝ掛けられず残念ながら空振り。同じ場所を攻め続けるとスレさせてしまうので、場所を休めるために、マグレを狙って他の場所をウロウロしたがこれは無駄な作業に終わってしまい、可愛娘ちゃんの目先を変えるためにルアーをワームに替えたりもしたが、コンタクトはサッパリなくなってしまい、潮位も極端に下がってしまったので、21:00過ぎにStopFishingとした。

それにしても、探していたサーフの岩礁は何処に行ったのだろうか?
昨年は台風も数多かったが、それでもたった1年で形が変わってしまうとは考えられず、考えられるのはサーフの砂の堆積か、あるいは、潮位が低くて印象が違って見えたのか?
そう云えば、サーフのあるワンドが小さく見えたのは、潮位が低かったのが原因だろう。潮位が高い時に確認して見る必要がありそうだ。

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