2017年釣行記(64) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月9日(月)~10日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 9、カサゴ x 12

同行者:FKGW女史、(KKCさん)

月曜は体育の日で祝日だが、夜は南寄りの風が2m前後なので孤島にしろ孤島’にしろアジングには好条件。時期的にも出る可能性が高くなって来ているタチウオを狙うには孤島の方が良さそう。と云っても、最近の孤島は平日であっても厭と云う程混んでおり、この点を考えると、南寄りの風であることも手伝って、孤島ではなく孤島’に軍配が上がる。
FKGW女史も、混雑は避けたいので孤島’に行くとのこと。

と云う訳で孤島’に行くことにして、駐車場には15:10頃到着。
車から道具を降ろしている所に、見覚えのある八王子ナンバーの車が入って来て、YGWさんNGHMさんが到着。YGWさんには孤島に行こうと誘われたが、FKGW女史との約束があり、何よりも混雑を避けたいのでとお断りして、予定通り孤島’に向けて出発。

孤島’の岸壁には餌釣りの若者が1人、黒鯛師が2人のみ。遠くに見える孤島には、目の悪い小生にははっきりとは見えないまでも、10人前後は入っている模様で、孤島’を選んで良かったと一安心。海の様子も、前回の孤島では黄土色の濁りが強く入っていたが、今回はその濁りも取れ、南寄りの風は予報通り弱く背後から吹いて来ていて、全ての条件は前回よりはかなり良さそう。

今回持ち込んだロッドはワインド用のEarly+81M、アジング用の8326#1B8320#1Bの3本。
最初はEarly+81M20gのメタルジグの組み合わせで、1時間程遅れる筈のFKGW女史の登場までは周囲をチェックしようとプチ移動を繰り返しながらキャスティングを続けたが、予想通り全く異常なく終了。

17:00頃、FKGW女史が登場。彼女は第一出っ張り、小生は第三出っ張りに釣り座を構えてアジングのスタート。
8326#1Bには1.2g8320#1Bには1gのJHを組み合わせて、先発は8320#1Bをチョイス。

この日のファーストフィッシュが来たのは17:30頃。

日没時刻前の未だ明るい時間帯のことで幸先が良いと云えるが、前回の孤島’では、暗くなってからはガックリとペースが落ちてしまったので、明るい内に稼いでおかなければと集中したものの、後続がない。

18:00頃、アングラーが1人登場。暗くて顔が見えなかったが、声を掛けて来たのは久し振りに会うKKCさん。夜勤明けだが寝ずにやって来たとのこと。
KKCさん第3Vゾーン付近に釣り座を構え、この夜は3人で夜を明かすことに決定。

海・風の条件は悪くはないのに、アジ様からのコンタクトは、相変わらず少ない。いつもはコンスタントにドラグ音を鳴らしているFKGW女史のペースも一向に上がって来ない。小生が若干斜め右に向いて座っているために様子は見えないが、左隣のKKCさんもアタリがないと悩んでいる様子がありありと伝わって来て、釣り場には重苦しい雰囲気が広がっていた。

それでも20:00頃までは、忘れた頃に来る交通事故の様なアタリはあったが、20:00を回ると手の打ち様がない程の状況になり、小生は完全にお手上げ。

右手方向のFKGW女史は、そんな状況でもたまにロッドを曲げている様子が、闇を通して見える。
そんな様子に触発されて、何とかしなければと、これまで以上に集中したが、たまに来るアタリを拾うのが精一杯の所。しかも、そのアタリは完全に単発で、2度、3度と連続して来るものは皆無。気分を変えるために、藁にもすがる気持ちでワインディングをしても、タチウオからのコンタクトもなく、修行状態。

結局、この日は2桁にも及ばない9匹の貧果で5:00頃にStopFishingとして、ガックリと肩を落とし引き揚げて来た次第。

孤島に行っていたYGWさんによれば、アングラーは16人も入っていて肩が触れ合う程の混雑状態だったとのこと。又、タチウオのアタリは5回。内、獲ったのは3.5Fが1本だった由。
これを聞くと、待望のタチウオが獲れるにしても、満足にキャストすることも出来ない程の混み具合は、やはり願い下げで、孤島’にして良かったと思うが、結果が全く伴わなかったので、どっちもどっちと云った所。

所で、今回の結果は、FKGW女史は30匹前後、KKCさんに至っては40匹前後と2桁に届かなかった小生とは雲泥の差
小生であれば、30匹は大漁の部類だし、40匹を超えることなど夢のまた夢。にも拘わらず、この二人はアタリがなかった云々と盛んに不満を口にしていた。
特にKKCさんなどは、アタリがないと嘆いていたし、場所替えもしていたので、てっきり、小生と同じ状況なのかと思っていた。所が、改めて訊ねると40匹超とのこと。これだけの釣果を出しながら、アタリがなかったとはどう云うことか良くよく聞いて見た所、目標の50匹には届きそうもないのでアタリがないと云っていた由。
FKGW女史にしても同じ様なもので、50匹超の釣果を常態としているアングラーにとっては、それに届かない状況は、やはり厳しく感じるものらしい。

しかし、こんなやり取りをしている最中にKKCさんが云っていた一言が印象的だった。
今日は、アジ様に無理やり口を使わせたみたいだった・・・

アジングをしていて、小生は、これまで一度もこんな感覚を持ったことがない。
つまり、小生のアジングは、基本的に、キャストしたワームを咥え込んでくれるアジ様をひたすら待つもので、アタリがない場合は、レンジを上げたり下げたり、JHの重さやワームの色などを替えたりする位のことをして、ご機嫌の良いアジ様の興味を引くべく工夫はしていた。
こうして、色々と工夫しても、喰い気のあるアジ様が回って来ることがなければ、こちらからそんなアジ様を探して場所を替えることも考えるべきだろう。しかし、その頃には疲れてしまっていて、実行に移すことは殆どなく、アジ様は留守だと諦めて、その後は惰性に任せてキャスティングを続けることが多かった。云い換えれば、アタリがなければ、そこにはアジ様が居ないと考え、活性の高いアジ様の回遊を待つだけのあなた任せアジングだと云える。

これに対して、KKCさんはご機嫌の良し悪しに関係なくアジ様が居ることを信じて、ご機嫌の悪いアジ様には何とか口を使わせる様に工夫していたのだろう。
7月頃から急激に上達したFKGW女史は、そんなことを彼女の口から聞いたことはないが、恐らくご機嫌の悪いアジ様が思わず口を使ってしまうコツを掴んだのではないだろうか?
と考えれば、3人並んでロッドを振った結果に、これ程の差が付く理由が解る気がする。

また、今回は、昔の自分に戻ってしまったと思う位にカサゴの釣果が多かった。これは、恐らくアジ様のアタリがないために、殊更にジックリとした釣りになり、ワームが底をベッタリと這う様になったしまった結果だろう。
以前、SGMRさんにこの点を指摘されて気を付けていたので、以来カサゴをこれ程まで掛けることはなくなっていた。しかし、状況が悪くなると、知らず知らずの内にヘラブナ釣りの癖が出て来てしまった様に思える。

次回は、この2点を念頭に挑んでみようと思う。

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