2017年釣行記(20) – MB

2017年 Mebaring 釣行記

日 時:3月23日(木)
潮回り:若潮(↓↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 9、カサゴ X 1

同行者:単独

これまで、MHR-KGNでのメバリングで使用するタックルは、全てアジング用のものを流用しており、違うのはJHの重さのみ。つまり、アジングでは1gを中心としているのに対して、MHR-KGNでは0.3乃至0.5gを使っているのだが、と云うのも
1)MHR-KGNは水深がないこと、
2)狙うポイントはテトラ周りの根掛かりし易い所であること、
3)メバルの着き場が岸壁に近いこと
がその理由。

しかし、昨年あたりから釣果が思った程伸びない状態が続いていて、何となくメバルの着き場が遠くになった様な気がしていた。
この様な印象は去年もあったし、前々回、7feetのロッドに1.2gのJHで風切り音が聞こえる程のキャスティングをしていたAKWさんが、小生よりも釣果を上げていたことや、前回、遠投したプラグにもアタリがあったことからも当たらずと雖も遠からずだろう。

と云う訳で、今回はプラグでテトラ帯よりも沖目を重点的に攻めることをテーマにMHR-KGNに行く積りになって予報をチェックすると、21:00頃から北寄りの風が3mとなっており、しかも20:15頃には潮位が45cmと低くなりメバリングには極めて条件が悪い。
しかし、明日は更に北風が強く吹く予想が出されているので、兎に角、行ってみることにした。

16:30頃、自宅を出発。現地到着は18:00頃。
岸壁に出てみると、風は殆ど吹いておらず、海も穏やか。しかし、潮位が70cm程度と低いため、テトラ帯が海面から出ており、駐車場所に近い所では海藻が海面に広がっているのがハッキリと判るし、遠くに見えるへの字カーブの先では、テトラ帯と岸壁の間のテトラも点々と顔を出しているのが見える。
今シーズンは潮位の高い時しか来ていなかったので、事前に分かっていたとは云え、久し振りに目の当たりにする光景が懐かしく思えた。

今回はプラグ縛りのため、ロッドは、出番がないのでアジングロッドに改造する予定のSoareBB S704LT、ラインはピンキーではなく0.3号のPEにプラグはnadaのBeagle改の組み合わせで、への字カーブの先からキャスティングを開始。
日没時刻を廻ったとは云え、残照があって周囲はまだ明るいので、アタッて来ることはない。テトラ帯とテトラ帯の切れ目の沖を狙って見たが、案の定、音沙汰がない。これは想定内のことで驚くに当たらないが、海全体に生命感が感じられず、30分も経たない内に釣りに来たのに1匹も釣れないのは面白くないプラグ縛りの気持ちは胡散霧消。

そこでプラグは一旦諦めてJH+ワームに替えることにした。しかし、ロッドには一応LureWeight0.5-10gと記載があるので許容範囲の筈だが、操作性は殆ど感じられない。こんなことならTenryu改も持って来れば良かったと思ったものゝ、わざわざ車に戻るのも面倒。そのまゝキャスティングを続けることにした。
しかし、周囲が暗くなっても、一向にアタッて来る気配がない。

18:40頃、最後の手段とばかりにJHを更に軽い0.3gにした所、コツとしたアタリで漸くこの日の口開けの1匹。
サイズは18cm程ながらプロポーションの良いグラマーなこの娘。

それから間を置かず同サイズを追加したが、それっきり。
時間の経過と共に、更に潮位が下がってJHを通すルートも限られて来た上、コンタクトもないので、滅多にないことだが、凸部を越えて更に遠方まで足を伸ばすことに・・・・・。

こちら側でもなかなかアタリを感じることはなかったが、何とか3匹を拾うことが出来た。
しかし、0.3gのJHを使っているにも拘らず、潮位が極端に下がっているため根掛かりが激しく、アタリの回数よりも遥かに根掛かりの回数が多かった。所が、幸いにもJHをロストすることなく全て回収することが出来た。と云うのも、この日はPEラインを使っていたので、少々強くロッドを煽ってもラインが切れることなかったのが理由で、従来のピンキーであったら幾つ無くしたことか・・・・。

21:00を過ぎた頃、元の場所に戻ったが、干潮時刻を1時間程過ぎているので潮が効き始めている筈だが、相変わらず可愛娘ちゃんからのコンタクトは忘れた頃にあるだけ。

結局、この日は23:00頃になり北風がやゝ強く吹き出し、それと共に寒くなって来たのでStopFishingとしたが、カサゴの1匹を加えて何とかツ抜けを達成するのがやっと。

この日の本来目的である、プラグでの沖目の調査だが・・・・・・。
折りを見て何度もプラグに替え、テトラ帯の向こう側やテトラ帯と岸壁の間を流してみたが、プラグには一度もアタリがなかった。
やはり、潮位が高い時を選んで、調査し直す必要があるだろう。

所で、天気予報があてに出来ないと、毎回の様にぼやいているが、今回も、又、外れ!!
ただし、今回は、小生に取っては良い方に外れてくれた。
と云うのも、予報では21:00頃からは北寄りの風が3mとなる筈だったが、現場では風があっても終始そよ風程度だった。そのためPEラインに0.3gのJHでも何とか釣りになった訳で、少しでも風が吹くと、PEラインが風に吹かれ、それに伴ってJHも流されてとても釣りにはならなかっただろう。
と云う訳で、今回は良い方に外れたのでボヤキにはならないが、それでも外れは外れ。
何故、ピンポイント予報がこんなにも当たらないのか・・・。

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