2017年釣行記(5) – LEG

2017年 Eging 釣行記

日 時:1月26日(木)
潮回り:大潮(↓)

場 所:SOFKZK
釣 果:アオリイカ x 2(400、600g)、ヤリイカ x 1

同行者:単独

天気予報では、火曜日から木曜日に掛けて風の弱い日が続くとのこと。
であれば、家に燻っているのは勿体無い。NGTBNで良型メバルを狙うのも良し、MHR-KGNでロリ・メバルと遊ぶのも良し・・・・と思ったが、どちらも、前回の釣行結果から考えるともう一つ状況が芳しくなさそうで、折角のチャンス故、前回の二の舞は避けたい。
と考えていて、フト、以前、空読さんこの時期はヤリイカを狙っていると云っていたのを思い出した。そこで、迷惑を承知で空読さんに色々とお訊ねをして情報を頂いたので、ヤリイカをエギングで狙うことにした。
思えば、メトウイカをエギングで釣ることも空読さんに教えて頂いたし、今、夢中になっているアジングも、ことの最初は空読さん孤島に連れて行って貰ったのが切っ掛けで、小生のライト・ルアー・フィッシングの殆どが空読さんの手解きによるものであり、改めてお礼を申し上げなければならないと思う。

と云うことで、SOFKZKに行くことにしたのだが、ここは昨年SGMRさんに教えて頂いた場所で、その時、ヤリイカだと思うがイカを入れ掛かり状態にしているエギンガー二人を目撃したので、それにあやかりたいと思ったのが場所をここにした理由。

自宅を14:00過ぎに出発。
出発して30分も経たない頃、腰に鈍痛が・・・・。引き返そうかとも思ったがそのまゝ道中を進んで、現地駐車場には予定通りの16:30過ぎに到着。
直ぐに道具を担いで、昨年来た時の記憶を頼りに踏み跡を辿って急坂を下って行き磯の取り付き口に到着。しかし、付近一帯が濡れている。思いもしなかったが、ウネリが入っている様子で、このまゝ進むのに躊躇するものがあったが、大潮の下げ潮なので、これ以上悪くなることはないだろう。
そのまゝ磯の先端に向かった所、昨年入れ掛かり状態にしていたエギンガーが立っていた場所にはメジナ師が二人、その奥には二人、更に、小生の直前に入ったと思われる若者が一人とウィークデイにも拘わらず先行者が大勢入っていて、これも想定外。

と云う訳で、最後に入った小生は昨年と同じ場所に、取り敢えずの釣り座を構え、準備に入った。今回はヤリイカが狙いのため、エギは大きくて2.5号なので、ロッドはSoare XTUNEのS709ULT0.3号のPE1.5号のリーダーの組み合わせを選択。

準備をしながら若者に様子を訊ねた所、昨年はヤリイカの当たり年で、この時期には釣れていたが、今年はまだ入って来ていない。アオリイカも数が少ない様だとのこと。この若者は車で5分の所に住んでいる地元のエギンガーで、良くこの磯に通っているとのことなので、確かな情報だろう。しかし、そうだとしても急坂を上って引き返す気が起きる筈もない。

先ず、2.5号のエギを結んで、キャスティングを開始したのは17:00頃。しかし、まるで雰囲気がない。そこで、メバルの様子を探るために浅場に移動してプラグをキャストして見たが、こちらも全く音沙汰がない。
であれば、メバルを諦めて本命のヤリイカ狙いに徹することにしよう
元の場所に戻り、若者にアタリの有無を訊ねた所、既にアオリのキロ近い良型を挙げたとのこと。
直ぐにルアーを2.5号のエギに替えて最初のキャスティング。20カウントした所でラインを張ると、微かにエギが重たく感じられる。そこで、ラインを張ったまゝ様子を窺って見た所、エギを引っ張る様な動きが伝わって来たので、軽く聞き合わせを入れると、それ程力強くはないが懐かしいグィ~ン・グィ~ンのアオリの引き。揚がって来たのは400gの緑色のアイシャドウをした可愛娘ちゃんで、17:45頃のこと。

それを見た件の若者が、遠くからやって来たのにお土産もないのは辛いけど、出来て良かったネ~!!
髪の毛を染め、眉毛に剃りを入れた若者がそんな言葉を掛けてくれるとは思わなかったので、その一言で何となく嬉しくなってしまった。
その直後、その若者にも同じサイズが来て、地合いの到来か・・・・・。
とキャストする手にも力が入ったが、アオリのアタリはそれっ切りでエギを替え、コースを替え色々とやって見たが、全て空振りに終わり、その若者は18:30頃、お先に。頑張って下さい。と引き揚げて行ってしまい、磯は小生の貸し切りに。

18:00頃から強く吹き出した風を背に受ける様に、磯の先端に移動して釣りを続けたが、灯りもなく暗い磯に只独りで、しかもアタリがないとなるとモチベーションは下がるばかり。
腰は痛いし、お土産も出来たので、上がろうか?等と考えながら、半ば惰性でキャスティングを続けていると、20:00頃になって若者エギンガー二人がやって来て、今晩は。ヤリはアタリますか?と声を掛けて来て、小生を挟んでキャスティングを始めた。
同好の士の登場に気持ちも持ち直し、キャスティングを繰り返したが相変わらずコンタクトがないまゝで、20:30頃には二人は引き揚げて行き、小生は再び取り残された格好。
その直後、ジワ~と重たくなる様な違和感を合わせて見ると、本命のヤリイカ。と云っても沖漬けにジャストサイズの超小型で、これはノータッチリリース。

21:00頃を回り、揺れる気持ちが引き揚げることに大きく傾いた所で、これが最後とばかりにエギを追い風に乗せる様にして大遠投。そして、根掛かり覚悟で50カウントした後、シャクリを入れると、ズシーンと重さが伝わって来た。
やっぱり根掛かりしてしまった!!
しかし、重さと同時に先程よりは力強いグィ~ン・グィ~ンがあり、それに合わせてロッドもお辞儀をしている。
エギング用のロッドでは何の問題もないが、メバルメッキ用の柔らかいロッドに0.3号のPEでは無理は出来ない。ゆっくりとリーリングをして寄せて来たが、足許のハエ根に貼り付きそう。場所を移動する度に持ち歩いていた玉網は、こんな時に限って手元に持って来ていない。
時折潮が洗う足許の根の上に、騙す様にして抜き揚げてホッとしたのがいけなかった。更に上に上げようとした時にロッドを立て過ぎてしまった様だ。
パキッと乾いた音が頭の上で響いて、Soare XTUNEのS709ULTを敢え無く殉職させてしまう結果になってしまった。

これを機に引き揚げようと思ったが、1杯出ると更にもう1杯と欲深いのがアングラーの性。Soare30 XTUNE S803ULT30にロッドを替え、追加を狙ったが、これは空振りで、干潮時刻間近の22:00頃、StopFishingとして、急坂をゼイゼイと息を切らせて引き揚げた。

今回は、ヤリイカ狙いで出撃したので、アオリイカは立派な外道。と云っても、これは嬉しい誤算で、アングラーとしては複雑な思いがする。

所で、今回、久し振りに片道100km超の道程を走って釣りをして来た訳だが、何故か疲れを酷く感じる。アオリイカを追い掛け回していた頃は、下田や、その先、また西伊豆や沼津にまで足を延ばし、一睡もせずに帰って来たことを考えると、思いたくはないけれど、やはり歳を取ったことがヒシヒシと・・・・(涙)

“2017年釣行記(5) – LEG” への2件のフィードバック

  1. きっくー より:

    お疲れ様でした!
    腰は大丈夫ですかね?
    溝口さんは鉄人です!
    歳を感じることはないはずです!
    今年もよろしくお願いします(^O^)

    • mizoken より:

      きっく-さん、こんにちは。
      コメントを有難うございます。

      腰は持病の様なもので、疲れが溜まったり体調を崩したりすると、必ずズーンと鈍痛が来るんです(涙)
      結構、憂鬱な症状ですが、我慢するしかないですネ。

      『門松は冥土の旅の一里塚』ですから、望まぬことですが、年々体力の衰えを実感する事態に遭遇します。
      ですが、その時が来るまで、遊び回りますヨ!!
      ですから、今年も宜しくお付き合い下さいネ!

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