2023年釣行記(10) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:02月27日(月) 19:00~22:10
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独

予報では、南風が2~3mとMHR-KGNでのメバリングには申し分のない状況なので、文字通り江戸の仇を長崎でとばかりに、前回のHYKWのリベンジを果たすべくMHR-KGNに行くことにしていた。所が、いつも釣りをしている時間帯の潮位は、かなり低くて40~90cm程しかなく、繁茂して来ている海藻が海面を覆っていて、釣りを楽しむ所ではない。
と云う訳で、少し時間を後ろにずらして、少しでも潮位が高い時間帯で釣りをすることにした。

17:40頃、自宅を出発し、現地には18:45頃に到着したのだが、驚いたことにいつもの駐車スペースには、1台の車も見えない。何年もの間、シーズンになると週に2回も通っている釣り場だが、この様な場面に出くわしたことがなかったので、空いていて良かったと云うよりも寧ろ、何か不気味さを感じる程だった。
とは云え、次の瞬間には、何事もなかった様に釣り支度を始めたのは云う間でもないが・・・・。

SoareXRを手に岸壁に出てみると、潮位は75cm程度にまで上がって来ている筈だが、テトラ帯は大きく海面から姿を出しており、そのテトラ帯から岸壁の際までの間には、海藻がビッシリと繁茂しているのが見え、とても釣りが出来る状況ではない。
駐車スペースに車がなかったのは、こんな状況を嫌ってアングラーが来なかったのかも知れないと思いつゝ、少しでも海藻の密度が低い場所を探しながら、岸壁を歩いたが、結局、59番スポット付近に到達した所で、キャスティングを始めることにした。

念のため、岸壁の手摺に手をついて覗き込んでみると、海面に頭を出している海藻は疎らだが、ルアーを通すコースを見付けるのは難儀しそう。そこで、海藻に掛かってもすり抜けし易そうな手持ちの中では最も小さなFinluckMinnow30Sを先発に選んで、19:10頃、この日のメバリングをスタートさせた。

案の定、海藻にはキャストの度に掛かったが、可愛い娘ちゃんからのコンタクトはない。
そこで、いつもよりもかなり速いテンポの蟹の横這い釣法で、居場所を探し71番スポット付近にまで来た。前々回、この付近でRigge60SSで面白い釣りが出来たので、2匹目のドジョウを期待をしたのだが、留守にしているのか・活性が低いのか、S.P.M55など色々とプラグを替えて気を引こうとしたが、今回は完全に空振り。

これ程まで反応がないとは思ってもいなかったので、当初は、足を延ばさず凸部の手前までをジックリと狙う積りだったが、このままではHYKWの二の舞いになる公算が大。
それだけは、何としてでも回避したい。
と云う訳で、凸部に移動。

そして、91番スポット付近でのこと。
これまで実績のあるプラグを色々と取り換えてみたが、全く反応が返って来なかったので、正直な所、途方に暮れていた。
そんな時、ふと、ShallowMagic50のことを思い出し、駄目で元々と使ってみる気になった。このプラグはゴロタ場メバリング用に持っていたのだが、最近は磯場にもゴロタ場にも出向くことがなかったので、全然出番がなく、プラグ・ボックスで燻っていたもの。

すると、思い掛けなく可愛い娘ちゃんからの反応が返って来た。時刻は、実釣開始後1時間程経った20:10頃のことで、この日初めての反応だった。
サイズは、MHR-KGNのアベレージの17cm程だが、兎にも角にも、これでボーズは回避出来、嬉しい1匹だった。

漸く当たりプラグが見付かったと思ったが、コンタクトがあったのは、これ切りで後続は皆無。

2匹目を獲ったのは、97番スポット付近で、20:40頃。
この時は、1匹目を獲ってから後は、余りにも反応がなかったので、ShallowMagic50を諦め色々と替え、FinluckMinnow30Sを結んでいた。
MHR-KGNで困った時は、FinluckMinnow30S
MHR-KGNでは滅法強いと信じているこのプラグでも、後続の獲物を引っ張り出せず、21:00頃に110番スポット付近で掛けた3匹目は、又々、ShallowMagic50

ShallowMagic50には反応があることから、この日の可愛い娘ちゃんは海面直下を意識しているのだろうと考え、他のプラグで海面直下を通すこともしてみたが、それには無反応。
と云う訳で、以降は、最も興味を示しそうなShallowMagic50で通すことにしたが、コンタクトがないまゝ時間が過ぎ、折り返しに入って71番スポット付近で、漸く、4匹目をゲット。これは、22:00頃のことで、3匹目を獲ってから1時間も経っており、その間は完全に無反応。

22:00頃になって、潮位は1m程にまで上がってはいたが、反応が余りにも少なく、予報と違って左から右に抜けて行く西寄りの風がかなり強く吹いていたため、粘る気持ちもなく、22:10頃、StopFishingとした。

結局、この日は、潮位が低く、横風が強い状況下でのプラッギングで4匹の釣果。
この4匹全てがプラグのリア・フックに掛かっていたもので、丸呑みサイズの全長が3cmしかないFinluckMinnow30Sでも、辛うじてリア・フックに掛かっていた。活性が高い場合には、フロント・フックに掛かることが多いので、やはり、この日は活性が低かったと云えるのだろう。
そんな状況下での4匹の釣果だが、実は、前回のMHR-KGNと同じくツ抜けを頭に描いていただけに、この結果には不満が残る所で、これでHYKWのリベンジが成ったと云うには、少々寂しく中途半端な印象は拭えない所。

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