2022年釣行記(23) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:04月28日(木) 18:30~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:SKC-IS
釣 果:メバル x 2
同行者:単独

明日からは、年に一度のGWが始まり、場合によっては10連休になるとのことで、待ちに待っていた現役組の釣り好きは、色々と釣行計画を立てていることだろう。対して、小生は365連休の身分につき、好きな時に釣行出来る立場。
と云う訳で、GW中は現役組に楽しんでもらうために、原則として釣行することは控えようと考えているのだが、そうなると、GWに入る前の28日には出撃しておきたい。しかし、生憎、28日の夜は北風が2~3mとのことで、MHR-KGNでのメバリングは少々厳しい。となると、MHR-KGN以外に、北風でもメバリングが出来る場所を探す必要があるが、地磯しか思い付かない。
地磯でのメバリングを前提にすると、NGTBNが真っ先に頭に浮かんで来るのだが、かつては磯メバリングのホームとしていたこの場所は、アプローチの農道の幅の狭さもさることながら、平均台の様な細い足場を伝って先端に出なければならないことを考えると、後期高齢者には少々荷が重たく、ここ数年は全く行っていない。そこで、他に適当な場所はないかと、メバリングを始めた頃に良く通っていた地磯の様子を思い起こして、SKC-ISを候補としてピック・アップした。
ここならば、アプローチは比較的容易で高齢者にも優しく、それだけ場荒れが激しく釣果は望めない惧れが強いが、何よりも安全第一

16:45頃、自宅を出発し、現地の駐車場には18:15頃、到着。
直ぐにスパイク・ブーツを履きロッド・ケースやバッカンを手に、懐かしい磯道を進んだ。そして、SKC-ISが見える地点にまで来た所で、磯を遠望すると、何とアングラーの姿が見える。そこで、隣りのTKI-ISに回ろうと向かったが、そこばかりでなくその先のTK-ISにも人影がある。
GWに入っていないのに、これは・・・・。
仕方がないので、SKC-ISの隣りの出っ張りに釣り座を構えることにして、支度に入った。

今回のタックルは、Sephia S806ML-Sのロッドに、0.6号のPEラインの組み合わせで、10日程前のSMD-FKURで1.2kgの良型アオリイカを掛けた時と同じもの。
と云うのは、Sephia S806ML-Sはエギング・ロッドだが、ティップは柔らかいソリッドなので、20cm超の良型メバルを相手にするにも問題はなく、根の荒い地磯周りで遣り取りをすることになるので、ラインも一回り二回り太くしておくほうが安心だろうと考えたもの。実は、場合によってはエギをキャストするかも知れないと、密かにエギを忍ばせていたので、こちらがその本当に理由かも知れないが・・・・。

日没時刻と略同じ18:30頃、EBIKKOを結んでキャスティングを開始。
風は予報通り北からの陸風なので、目の前には波のない穏やかな海が広がっており、メバリングには絶好の条件。
入りたかったSKC-ISには入れなかったが、これなら何とかなりそう。
しかし、時間的にまだ早くて可愛娘ちゃんはお目覚めではないのか、あるいは留守にしているのか、何年か振りの地磯なので様子が判らないものゝ、全くコンタクトがない。そこで、4~5投して反応がなければ、直ぐに別のプラグに替えて可愛娘ちゃんの気を引こうとしたが、ウンともスンとも云って来ない。

そうこうする内、SKC-ISの先行者が帰り支度を始めたのが眼に入って来たので、直ちに場所移動をして、漸く狙っていた地磯に入れた次第。時刻は定かではないが、ヘッド・ランプの灯りがなくても何とか凸凹した磯を移動出来たので、完全に暗くなる直前の19:00前後ではなかったかと思う。

SKC-ISに移ってからも、最初はプラグを色々と替えて扇状に可愛娘ちゃんの居場所を探したが、やはり見付からない。
そこで、飛ばしウキを使ったワーミング・システムに切り替えてみた。しかし、斜め左前方で波に見え隠れしているシモリの近くで、1度コツとした感触があっただけで、それ以外には何も変化がない。

19:45頃、腰が痛くなって来たので、近くの岩に腰を掛けて、夕食のパンを齧りながら、どうするか対策を考えた。その時、思い付いたのが、ジグ単ではどうか・・・だった。これまで、磯メバリングではジグ単の釣りをしたことはなかったが、兎に角、やってみよう

夕食を終えて、手持ちの中では最も重たい2.0gのJHを持ち出して、ジグ単の釣りを始めた。すると、根に当たる感触がゴツゴツと伝わて来て、根の粗さがハッキリと伝わって来る。しかし、ジグが根に当たっても8’6”の長いエギング・ロッドを真上に煽れば、何とか外れるので、そのまゝジグ単の釣りを続けていた。

すると根とは異なるゴソゴソした感触が伝わって来たので、念のため軽く合わせると明らかに生命体の反応がある。
ヨシ、来た~!と喜び勇んでリーリングに入った所で、フッとロッドが軽くなって無念のフック・アウト。バラシてしまったのは残念だが、兎に角、可愛娘ちゃんが居ることが判って勇気凛々。

気を取り直して、同じコースを通すと、又々同じ様なアタリで、可愛娘ちゃんをゲット。
時刻は丁度20:00頃。サイズは23~24cmで尺には程遠いものゝ、マズマズの良型で、引きも荒海に面した磯ならではの強いもの。

そして、それから10分後の20:10頃。
1匹目と同じ様に斜め左前方に見え隠れしているシモリの際を通した時、ゴツゴツした硬い感触が伝わって来た。
あっ、根掛かった・・・。
根掛かりを外そうとしてロッドを頭上に掲げて軽く煽った瞬間、コツン。
合わせが決まった途端、明らかに1匹目よりも遥かに強い引きで根に逃げ込もうとする動きが伝わって来た。しかし、この日のタックルはアオリイカ狙いのもので、メバルに対しては少々オーバー・スペックと云えるものなので、ドラグを締め込んで根ズレしない様に強引に寄せて、何とか抜き上げに成功。顔を見せてくれた可愛娘ちゃんは、尺には届かないものゝ、1匹目よりも一回り大きな26~27cm。

この分で行けば・・・磯メバリングを始めた頃に、25cm超ばかりを入れ掛かりにしたNGTBNの再現を期待したが、音沙汰があったのはそれが最後。

その後は、プラグに戻したり、飛ばしウキに替えたりとしたが、コンタクトがないまゝ干潮時刻になったので、21:35頃、StopFishingとした。

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