※ 月別アーカイブ:12月2020 ※

2020年釣行記(58) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:12月07日(月) 17:15~20:30
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 17
同行者:単独

先週の孤島ではそれ程良い釣果を上げられなかったが、次の火曜~水曜に再度行く約束をして別れて来た。所が、帰宅後になって、水曜にはカミさんを病院に連れて行くことになっていることを思い出し、この約束は泣く泣く反故にさせて貰った。しかし、孤島に行きたい気持ちは抑えられず、月曜~火曜に単独で行く積りになって、すっかり支度も整えていた。
所が、当日の朝になって何となく不安な気持ちが膨らんで来た。
2~3年前であれば、考えもしなかったことだが、バランス感覚が去年あたりからとみに衰えて来ている自覚があるので、単独での孤島釣行は控え、孤島に行くのは仲間の誰かが一緒である時に限る様にして来た。しかし、ここでその禁を破って単独で行って、仮に事故でも起こす様なことになると、釣り場の存続が問題視されることになり兼ねないし、引いては多くのアングラーの皆さんに迷惑を掛けてしまうことになる。
孤島を諦めて、何処に行くか・・・・?
天気予報をチェックすると、幸いにもMHR-KGN方面は21:00頃までは弱い南寄りの風で、21:00を回ると北風に変わるが1m程度とのこと。

と云う訳で、行先を急遽MHR-KGNに変えて、14:40頃、自宅を出発。
実を云うと、MHR-KGNに向かって車を運転している時も、孤島に行けば良かったかも・・・・と未練タラタラ。
現地には16:15頃に到着。
NSL-S702UL/BFを手に、60番スポット付近に到着したのは16:30頃。予報では南寄りの風が1mとあった筈だが、現場に立ってみると殆ど無風。しかし、海はザワザワと波っ気があって、落ち着かない。

16:40頃、キャスティングを開始。
時間的には、日没時刻の16:29を過ぎたばかりで、まだまだ明かるい時間帯なので、可愛娘ちゃん達の活性が上がるにはまだ早いだろうとは思うが、ドキドキする一瞬。
案の定、キャスティングを繰り返しても、全くコンタクトがない。

今回は凸部の手前までをジックリと探る積りなので、余り横移動をせずに扇状にキャストして、居場所を探したが判らず仕舞い。

この日、最初のコンタクトは、釣り始めて30分後の17:10頃。
今シーズンは、テトラ帯が配置されているライン付近でアタッて来ることが多く、テトラ帯と岸壁の間では殆ど結果が出ていなかった。しかし、このは、テトラ帯と岸壁の中間に置かれているテトラの陰から飛び出して来た様子。

今日は、可愛娘ちゃんは手前に居る・・・
そこで、斜め右前方にキャストして、テトラ帯と岸壁の間を斜めにワームを通す様にしたが、反応がない。

2匹目は、17:20頃。
このは、最初のとは違ってテトラ帯のライン付近で来たもので、活性の高い個体が広く動き回っているのであれば良いが、どうやらポツンポツンと散らばっている様子で、アタリが続かない。

コンタクトがないまゝ、70番スポット付近に来た時に、ようやくこの日3匹目をゲット。
時刻は17:40頃で、2匹目を出してからの20分間は梨の礫
そして、その直後に4匹目をゲット。
やっと、居所を見付けられた。
続いてキャスティングを続けたが、それ以降は反応がない。

付近で粘って居場所を探したが、完全に無駄骨。そこで当初の予定を変えて、凸部の先に行って見ることにした。

18:30頃、109番スポット付近にワープして来たが、生憎、そこには先行者の姿があったので、その少し先の斜め付近でキャスティングを再開。
すると、その1投目で反応が返って来た。
しかし、後続がない。

一昨年までは、どちらかと云うと、凸部の手前よりは良かったので、こちら側ばかりを攻めていた。所が、去年あたりからは、可愛娘ちゃんの着き場が変わったと見えて、余り出なくなったので、専ら60番スポット付近から凸部の手前までに重点を置いていた。
そんなことがあったので、駄目で元々。空振りを覚悟して蟹の横這い釣法でやってみるとこにした。しかし、全く反応がない。
やっぱり、駄目だったか・・・・と、125番スポット付近から、一旦は引き返すことにしたが、さらに先の129番スポット付近が何となく気になった。そこで、時間は未だタップリ残っているので、様子を見るために移動。

結論から云うと、これが良かった。
テトラ帯が入っているラインよりも沖側で、アタリが続いた。と云っても、好調時の様な入れ掛かりには程遠いが、それでも退屈しない程度の間隔で反応があって、19:30頃にツ抜けを達成。

この日釣りを始めた頃には、到底ツ抜け出来るとは思えない状況だったので、思わぬ結果にニコニコ。

その後も、付近でポツリポツリと追加し、反応もなくなった所で、20:10頃折り返しに入り、21:40頃、都合17匹の結果でStopFishingとした。

所で、この日の特記事項・・・・・。
11月3日にMHR-KGNで初めて見掛けたアオサギだが、その3日後に見掛けて以来姿を見なかったので、何処かに行ったのだとばかり思っていた。
所が、この日凸部の先に移動した時のこと。
123番スポット付近でキャストしていたが、反応がないので、横移動しようとフト横を見ると、グレーがかった様な白っぽい人影らしいものが目に入って来た。
いつの間に入って来たんだろう?
暗いのでてっきりアングラーだとばかリ思っていたので、追い越して先に行こうと近付いて行くと、アングラーではなく、例のアオサギが首を伸ばして立っていたと云う訳。
で、このアオサギだが、小生の移動に合わせて、小生との距離を保つ様にちょこちょこと動いては、ジーッと小生の様子を窺っている素振り。
そして、何をもって判断出来たのか分からないが、小生が可愛娘ちゃんを掛けると、近寄って来るではないか。
試しに、アオサギに向かって投げ与えて見ると、アッと云う間に丸飲み。
野鳥をこうして餌付けするのは、感心出来ることではないと思っているので、余程、MHR-KGNで美味しい思いをしたと見え、人を恐れずに逆に餌を強請るこのアオサギを目の当たりにして、複雑な思いをさせられた夜だった。