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2020年釣行記(49) – EG

2020年 Eging 釣行記

日 時:10月29日(木) 16:30~23:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:ケンサキイカ x 1、スミイカ x 1
同行者:YGWさん

16:00を少し回った頃に現地到着。
先着していたYGWさんからの連絡の通り、岸壁にはアングラーが溢れる程で、まるで週末か祭日の様相。幸いYGWさんが場を確保してくれていたので、何ら苦労することなく釣り座を構えられた。

今回持ち込んだロッドは、Soare30 S803ULT30Sephia S806ML-Sの2本。
今回のメイン・ターゲットはアオリイカだが、時期的にサイズは200~300g程度の新仔になるので、Soare30 S803ULT30を先発に選び、2.5号のエギを結んで、16:30頃、タコを狙っているYGWさんの隣りでキャスティングを開始。

風は、右から左の横風になる北寄り風だが、予報の4mと違って微風なので釣りに影響はない。潮も同じ様に右から左に流れてはいるが、それ程強くはない。と云っても、軽い2.5号のエギを遠投すると、少し右寄りに着水させたとしても、帰って来るのは約60度左手からになる程で、潮の動きとしては可もなく不可もなく、丁度良い塩梅。

状況を確認しながら2投、3投した所で、隣りのYGWさんがロッドを曲げている。掛かったのは、残念ながら本命のタコではなく外道の地球で敢え無くライン・ブレイク。
そこでこの日のメイン・ターゲットであるアオリイカ狙いのタックルに持ち替えてキャストするや否や、ロッドを煽って合わせを入れてリーリングを始めている。

ウッソー!! もう来たの・・・・?
信じられない気持ちで、やり取りを見ていると、海面に浮かんだのは紛れもないイカの姿で、プシューッと潮を噴射している。所が、足許にまで寄って来た所を見ると、アオリイカには付き物のスミイカ
訊けば、陸ッパリ・ティップランでコンとハッキリとしたアタリで、エギはティップラン用のものとのこと。

この日持ち込んだSephia S806ML-Sは、正にティップラン用のロッドなのだが、生憎、ティップラン用のエギの持ち合わせはない。その旨YGWさんに伝えると、彼の手持ちのエギをプレゼントしてくれると云う。
まだ箱に入っている新品のティップラン用のエギを貰う訳には行かないので、取り敢えずお借りすることにし、エギの動かし方など要領までレクチャーして頂き、直ぐに切り替えた。

しかし、その後はYGWさんにも小生にもコンタクトはないまゝ時間が経ち、釣り場は徐々にアングラーの数が減って来た所で、南向きの岸壁にプチ移動して、気分を新たにキャスティングを続けた。

移動後しばらくしてYGWさんにはアタリがあった様だが、小生には音沙汰がない。
その内、右肘に鈍痛が出始めたので、一旦、ティップランを諦めて、エギだけを2.5gに替えて、出来るだけ肘に負担を掛けない様に軽くアクションさせることにした。

すると、ラインをつまんでいた左手の指に微かなアタリが伝わって来た。
反射的に合わせを入れて、リーリングを始めたがラインを引っ張る様な動きは感じられない。しかし、リールを巻く手には抵抗があって、ロッドのティップも曲がっている。
何だろう? ゴミか・・・・・?
抜き揚げて見ると、Sephia S806ML-Sには不釣り合いな程小さく可愛いケンサキイカ。時刻は18:40頃のことで、実釣開始後2時間以上も経ってやっと手にしたこの日初めての獲物。
これが来るなら、アオリは諦めて、ケンサキを狙おうと改めてSoare30 S803ULT30を持ち出したが、後続はなく目論見は見事に外れ。

それから時間はどれ位経った頃か、隣りのYGWさんが300gに足りない位の新仔アオリをゲット。
これに触発されて、またやる気を出してSephia S806ML-Sでティップランを再開したが、小生には音沙汰がないまゝ。

その後は、Soare30 S803ULT30ケンサキを狙ったり、ティップランをしたりと気分転換を図りながらキャスティングを続けたが、まるで梨の礫

アオリイカを狙う場合、何の前触れもなく突然アタリが来ることが往々にしてあるので、兎に角、ロッドを振り続けることが肝。
と云う訳で、ズキーンと鈍痛が響く右肘を騙し騙しティップランを続けていた時のこと、エギの着底を感じると同時にしゃくり上げようとした所、ガツンッとロッドが止まって、明らかにイカが掛かった感触が伝わって来た。
ティップランの場合、ロッド・ティップの動きや手許に感じるアタリを取って、こちらから積極的に掛けに行く釣り方が本来の釣り方なのだろう。それからすると、少し違うかも知れないが、兎に角、イカが掛かったことは間違えない。

やっと、アオリイカが来た!!
喜んでニコニコしながら寄せて来た所で、よくよく見ると、残念ながら外道のスミイカでガックリ。

この日、イカからのコンタクトはこれが最後で、気が付けば時計の針は23:30を指しており、諦めてStopFishingとした。

所でお借りしたティップラン用のエギだが、結局プレゼントして頂けるとのことだったので、有難く頂いて来た。そして、帰宅後、直ぐに通販に注文を入れたので、次回のエギングはティップラン釣法で狙って見ようと思う。

しかし、2日後の今日、このブログを書いている31日になって、右肘に痛みが走っている。
2005年にそれまでの淡水系から海水系の釣りに転向して以来、右腕を酷使して来たせいか、昨年あたりから右の手首と肘に痛みを感じる様になって来た。まぁ、ある意味、職業病の一種と云っても良いかも知れないが、今回のエギングで少々やり過ぎたのかも知れない。
小生の釣り寿命は、残す所精々5年少々と云った所だろう。少なくとも、後5年はこれ以上酷くならずに済むことを願うばかりなのだが・・・・。