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2020年釣行記(10) – MK

2020年 Mekking 釣行記

日 時:02月12日(水) 16:30~19:40
潮回り:中潮(↑)

場 所:Skyread FG
釣 果:ギンガメ x 2、メジナ x 4、カサゴ x 1
同行者:YGWさん、AKTさん、(INUEさん)

久し振りにAKTさんから電話があり、12日の水曜日に、4人揃ってSkyread FGさんのボートで釣りをしませんかとのお誘い。基本的に、この種のお誘いをお断りする理由など、ある訳もない。この時も即OKし、AKTさんからの電話が終わるや否やSkyread FGさんに連絡を入れていた。

15:45頃、待ち合わせ場所のコンビニに到着し、先着していた3人と合流。今年初めて顔を合わせるAKTさんINUEさんに遅ればせながら新年の挨拶をすると、INUEさんは、のっぴきならない用事が出来て、帰らなければならないとのこと。その程度のことであれば電話で済ませることも出来たのに、わざわざ遠くから来てくれたのは、INUEさんの誠実さの表れ。
と云う訳で、INUEさんとはコンビニで別れて、ボート乗り場に向かった。

この日は、明るい内はメッキ、暗くなってからメジナを狙う予定で、16:30頃岸払いし、15分程で温泉場に到着。ここは昨年も2年物のギンガメを出したポイントだが、今年は暖冬のため周辺の海水温が下がっていないせいか、温泉に浸かりに来るメッキの寄りが悪く、大物は余り出ていないとのこと。

Soare30 S610LS30のロッドにルアーはSaltDgree SD-50Sの組み合わせで先発する積りだったが、周囲の様子を見ると、至る所でやたらと跳ねまわっているボラの姿が見える。これではルアーを沈めないとボラが掛かってしまうと考え、直ぐに10gのメタル・ジグに変更して、みよしの胴中寄りに立ってキャスティングを開始。YGWさんAKTさんは、JHにワームの組み合わせで、それぞれみよしともで既にキャスティングを始めている。

出来るだけルアーを沈めてボラを避けるようにはしていたが、兎に角、ボラの魚影が凄くて、キャストの度にコツコツとした感触が伝わって来る。
メッキかも知れないが、ボラなら厭だなぁと思っていると、どうしても合わせが入れられない。その内、合わせを入れていないのにティップが引き込まれて、ドラグがジーッとなり強烈な引きが伝わって来る。
アタリの出具合や引き具合からボラだと思うが、ひょっとするとのメッキかも知れない。メッキではなくてもボラ以外の魚かも知れない。兎に角、正体だけは確認したい。
やり取りをしていると、左隣りのYGWさんにも強烈な引きで何かが来て、やり取りを始め、船長のヨシカワさんから、ボラのダブル・ヒットか・・?
結局、船長の云う通りボラのダブル・ヒットだった。
そうこうする内、とものAKTさんが本命のメッキを掛けて、船中一番乗り。

小生のこの日の初メッキは17:00を回った頃。
ボラに懲りて狙いをボトム中心にして探っていた時のこと、直ぐ近くにまで戻って来たジグを回収しようとしてロッドを立てた瞬間、ゴンとアタリがあって25cm程のギンガメが来てくれた。温泉場では小物の1年ものだが、ボーズ逃れの嬉しい1匹。

2匹目のメッキは、17:30頃の2年物のギンガメ
これはAKTさんと釣り座を入れ替わって、ともで掛けたもので、ルアーはSaltDgree SD-50S
何とかプラグでメッキを獲りたかったので、周囲の光量が落ちて行く中、粘って投げ続けた結果で、写真には写っていないが、ヨシカワさんのスケールで測ってみると、丁度40cmだった。

周囲が暗くなってしまうと、流石にメッキは難しくなるので、温泉場から然程遠くないポイントに移動して、メジナ狙いに変更。

メジナはJHにワームの代わりにアオイソメを使うとのこと。
この釣りは、3人共初体験で中々要領を得ない。ヨシカワさんが色々と釣り方やアタリの出方を説明してくれるが、百聞は一見に如かず
昨日か一昨日にも、若い女の子が4匹も5匹も釣ったよヨシカワさんに云われて、気持ちは焦るが実際に掛けて見ないことには、何も云えない。活き餌を使うので簡単に釣れて来るだろうと思っていた安易な期待は見事に裏切られて、難しさを思い知らされた。

所が、釣り方が解ると、ワームを使った釣りと変わらない面白さがあるのが解った。

この時の配置は、YGWさんみよしの右舷、小生がみよしの左舷AKTさんともの右舷で、小生が、左舷斜め前方の岸壁に向かって3~4m程キャストし、フリー・フォールを5カウイントの後、ラインを張っていると、クッと極々小さな違和感があった。その瞬間には、正直な所メジナのアタリだとは思わなかったが、軽く手首を返して合わせを入れると、明らかに生命体の反応がある。オッ魚だと思っていると、続いてグングンとロッドを締め込む強い引きが伝わって来て、この時、メジナが掛かったことを確信。
ヨシカワさんに玉網入れして貰った後、同じ様にすると、同じ様なアタリで追加。
これで、これまでヨシカワさんが説明してくれたメジナの釣り方に得心し、調子の出ていなさそうなAKTさんと場所を変わって入って貰った。

愉しい時間は早く流れるもので、ようやく、メジナの釣り方が解り、これからと思った所で、時計は19:30を指していて沖上がりの時刻。
延長しようかとも考えたが、19:40頃、最後の1投をしてStopFishingとした。

今回初めて経験するメジナの釣りだが、アオイソメではなくワームで釣れるのであれば、積極的に狙ってみたいと思う。
釣りでは活き餌を使うことが普通で、ワームやプラグなどの疑似餌を使った釣りは、ある意味では、異端に類する釣りなのかも知れない。しかし、疑似餌での釣りを長年して来た身には、ヌルヌルとしたアオイソメを扱うのは、もう一つ馴染めそうにもないし、手が体液で汚れるのも、もう一つ。
今晩、刺身になって皿に乗る筈だが、大きく硬い鱗や皮のために捌くのも難儀したこともあり、余程美味くない限り、メジナを狙うことはないだろうと思う。