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2019年釣行記(51) – TK

2019年 Octopusing 釣行記

日 時:07月23日(火) 14:30~19:30
潮回り:中潮(↑)
場 所:Y’s P’
釣 果:タコ x 4 (1kg x 1、リリースサイズ x 3)
同行者:YGWさん、AKTさん

YGWさんAKTさんは、昨日の貧果を受けて別の場所でリベンジを図るとのこと。小生も参加したいと思ってはいたが、連日の釣行は、高齢者の身には些か辛いものがある。と云う訳で、参加するしないの意思表示は保留にさせて貰って帰宅して来た。

そして、翌日の朝起床し、どう云う訳か余り疲れが残っていないのに自分自身でもビックリ。
幸い(?)この日から25日までは、臨時に独身に帰る3日間になるので、何をするにしても、誰に遠慮する必要もない。となると、この日の予定は、当然、YGWさんAKTさんのリベンジ釣行に参加することで、直ぐにその旨連絡を入れたのは云うまでもない。

待ち合わせ時刻の14:00に余裕を持って到着すべく12:40頃、早目に自宅を出発。
すると、大通りに出た途端、車が進まない。何とか渋滞を抜けヤレヤレと1kmほど走った所で、又もや渋滞。ここはよく渋滞する場所だが、渋滞することのない朝早い時間帯に通っていたので、完全に意識外のことだった。しかも、渋滞の列がいつもより遥かに長く、信号が青になっても全く動かない。
余裕を持って家を出たこともあって、最初の内はまだまだ冷静でいることが出来たが、時計の針が進んで来るに連れ、徐々に焦りを感じ始め、途中でYGWさん遅れるかも知れないとお断りの連絡を入れた程。
結局、約束の時刻には何とか間に合ったが、二つの渋滞の原因は、どちらも交通事故。交通事故を起こしたくて事故る人はいないだろうが、二つとも、なんでこんな所で事故るの?と不思議に思う程の場所での事故。小生も高齢者ドライバーの端くれになり、昨年はどうしてと思う様な自爆事故を起こしているだけに、もっと注意をしなければと思った次第。

14:00過ぎに、目的の釣り場に到着。
ここはY’s Pとは違って突堤の先端だけが掛かり場で、270°程開けていて3人で釣りをするには、丁度良い大きさ。

例によって、最初にキャスティングを始めたのはYGWさんで、彼によれば根は北北東方向にあるが、南向きは泥又は砂底でつぶ根がある程度だとのこと。
そこで、小生は先ず南向きを広くデビルパラシュートで結探ってみることにして、14:20頃、キャスティングを開始。
1投目。底を取ってからズルズルと引いて来たが、YGWさんの云う通り、根の存在は感じられない。
タコの拠り所がないので、こちら向きは駄目かも知れない・・・・。
と思いつゝ2投目をしようとしていると、北北東向きにキャストしていたYGWさんが、早くも一番乗りでキープサイズのタコをゲット。
やはり、根がある方が良さそうだな。
2投目をキャストして、今度は軽くチョンチョンとルアーを動かしながら寄せて来た所で、岸壁の陰があることに気が付いた。ひょっとすると陰に潜んでいるかもと思い、そのまゝルアーを陰に誘導する様に動かしていると、根掛かり。
こんな所に根があるんだと思いながら、根掛かりを外そうとロッドを持ち上げる様にすると、ロッドはギューッと曲がりつゝもジワーッと持ち上がって来る。そこでタコがルアーに抱き付いていることを確信し、合わせを入れて寄せに掛かった。しかし、重たくて中々上手くリールを巻くことが出来ない。YGWさんからポンピングをするなと声が掛かったが、余りにも重たいので、どうしてもポンピング気味になってしまう。
何とか海面に浮かせて、抜き揚げたのは、見るからに良型と判る大きなタコ
オクトパッシングを始めて3回目にして、1から10まで全てを独りでやり遂げた最初のタコで、しかも良型だったので、年甲斐もなく興奮していたのか、写真を撮るのをすっかり失念していた。

2匹目は、17:30頃。
これは南西の壁際で来たリリースサイズ。
前回と違って1匹、2匹とロッドを曲げてくれたので、今日は釣れそうだと期待したが、期待を胸にすると釣れなくなるのは、釣りの世界ではよくあることで、時間が進むに連れてサッパリ。

小生が釣れていないのは、ある意味当然だとしても、意外にもAKTさんが苦しんでいる。しかし、そんな二人を他所にYGWさんは一人だけポツリポツリと良型を掛けている。
何が違うのだろうか?

結局、StopFishingとした19:30頃までにリリースサイズを2匹追加出来たものゝ、正に竜頭蛇尾の結果で、10年に1度の当たり年と云われているだけに、もう一つ満足しきれない結果だった。

所で、タコがルアーを抱いた時と根に掛かった時とでは、何が違っているのだろう。
例えば、タコが抱いた時は、ルアーを引き込んだり押さえ込んだりするにしても軟体動物特有のヌルッとした感触があり、対して、根掛かりの場合は無機質の物体にルアーが引っ掛かっているので、硬い感触しかない筈だとばかり思っていた。そして、その違いは必ずロッドを通して伝わって来る筈なので、集中すれば判ると思っていた。
しかし、現実にはその違いを小生は全く判別出来ずにいるために、タコが抱いたのを見逃し、根掛かりをタコのそれだと勘違いをして合わせているのかも知れず、結果として貧果に繋がったのではないか・・・。
だがこの日の結果を見る限り、どうも、そうではなさそうで、最初の2匹を除いては、根掛かりだと思いつゝも合わせてみたらタコだったと云う訳。こうなると、益々、どっちがどっちなのか判別し難くなるのは当然のことで、その解決策は、数多く釣って経験的にその違いを得とくする以外にないのかも知れない。
そのためには、せっせと釣り場に通う必要がある・・・・・とはオクトパッシングにのめり込もうとする口実か?