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2019年釣行記(19) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月25日(月) 17:45~22:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 9
同行者:単独

今週の水曜日(27日)には、辰巳国際水泳競技場で行われる水泳大会に出場する可愛い孫の応援に行くことになっているので、要らぬ波風を立てないためには、その前日の火曜日の出撃は止めておく方が得策だろう
となると、釣行出来るのは月曜日しかないことになるが、天気予報では、南西の風が5mと強く吹く予想が出ている。風向きが予報通りであれば、多少風が強くても何とかなるが、こればっかりは行って見なければ分らない。

いつもの様に16:30頃、自宅を出発。高速を使ったので、現地到着は1時間後の17:30頃。
車から出てトランクを開けて支度をしていると、回り込んだ風が吹き込んで来ている。車を止めている場所は高い建物の陰なので、滅多に風を感じることはないのだが、予報通り風はかなり強く吹いていると見える。

Soare BB AjingSpecS704LTを手に岸壁をへの字カーブの先に向かって歩いたが、午前中はもっと強い風が吹いていた筈で、岸壁の間際には千切れた海藻やゴミが帯状になって漂っている。こんな状況のためか、アングラーの姿は全く見えない。

先ず、この日の円らな瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌を窺うべくへの字カーブの先の60番スポット付近で、BEAGLE SSを結び、17:45頃、キャスティングを開始。
この頃の日没時刻は18:00前なので、日はまだ沈んではいないが、どんよりとした曇り空のため、周囲は薄暗くなっていて、気の早い可愛娘ちゃんが活動を初めてもおかしくない雰囲気。しかし、風は左手から右手に強く吹き抜けているので、海面から頭を出しているテトラ帯の左を狙うと、風に吹けたラインがテトラの餌食なってしまう。逆に右を狙うと、ルアーがどんどん離れて行ってしまう。可愛娘ちゃん達がオープン・スペースに出てくれていれば、多少テトラから離れたコースを通しても、アタッて来るだろうが、コツリとも来ない。
前々回辺りから、オープン・スペースに出て来ず障害物の傍にへばり付いている様な印象だったが、仮に、この日もからそうだとすると、テトラ帯ギリギリのコースにルアーを通すのは、難しいので、厳しいメバリングになりそう。
数投しても気配が感じられないので、可愛娘ちゃんは沈んでいるのではないかと考え、TOTO 42Sにルアーを替えてみたが、効果がない。

そこで、凸部の角111番スポット付近に場所を移動。
このポイントは、ソコソコ釣果が出ているし、何よりも西寄りの風を背に受けられるので、最近は好んで入っているが、この日は全く音沙汰がない。暫く粘って見たが、気配が感じられないまゝ。

そこで、蟹の横這い釣法で居場所を探すことにした。

そして、何か所目かのテトラ帯の切れ目に来た時のこと、風を背負う様に斜めにキャストして、テトラ帯と岸壁の間を通してみた。
すると、漸くコンタクトがあって、この日最初の可愛娘ちゃんをゲット。
時刻は、18:30を回った頃で、実釣開始後約1時間で始めてのアタリ。前回も出足は良くなく、最初の1匹を手にするのに1時間程要したが、今回もそのパターンか・・・
しかし、今回は、後が続かない。
何よりも前回と違う点は、時折身体をグラリと揺らす程の風の強さで、意図したコースを通せない。それでも、息をつく様に一瞬風が弱くなった瞬間に偶々来るアタリを拾う様にして、少しづつ数は増やせたが、ペースは前回よりも遥かに遅い。

予報では、夜が更けるにつれて弱くなるとされていた風は、それとは反対に時間の経過と共に強さが増して来て、海面を滑る強い風で起きたさざ波が、サーッと扇状に広がって行き、回収したルアーを手に取ろうとしても、吹き流しの様に吹かれる始末で、状況は一向に良くなる気配が見えない。

それでも、頑張って20:00頃に、何とかツ抜け直前にまで漕ぎ着けることが出来た。

20:30を回った頃から、少しづつ風が弱まって来た所で、気分を新たにして何とか1匹追加してツ抜け達成をと頑張ったが、可愛娘ちゃんのご機嫌は一向に良くならず、ウンともスンとも反応がない。

21:00を回った頃、余りにも反応がないので凸部の先を諦めて、最初に入ったへの字カーブ60番スポット付近をチェックすることにしたが、これも空振り。そのまゝ車を止めた場所に戻りながら、目ぼしいポイントを流してみたが、悉く外れに終わり、久し振りに一桁の結果のまゝ、22:30頃、StopFishingとした。

今回は、最後の1匹を、2時間掛けても獲れなかったので、どうしても厳しい印象は残るが、前半の2時間だけを考えると、あの強風の状況下で9匹を獲れたのは、寧ろ好結果だと云って良いと思う。

又、前回との対比で云うと、前回、あれ程好反応を見せていたFinluckMinnow30Sには、今回全く反応せず、反対に前回反応を見せなかったTOTO 42Sにしか、今回は反応を見せなかったのが、興味深く、これがプラッギングの面白さだろう。