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2018年釣行記(38) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月22(金) 18:00~24:30
潮回り:小潮(↑)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 20
同行者:AKTさん、(AKT弟さん)

予報では南寄りの風が3~4m。これまでであれば南風に強いMHR-KGNに行く所だが、どうしたことか、35kmも走っていくことにもう一つ気乗りがしない。だが、釣りはしたい。と云う訳で、AKTさんに案内して頂いたDKKに行くことにした。ここならば、拙宅から11km余りで近いので、気楽に行き来出来る。
そして、その旨AKTさんに伝えると、彼も出撃するとのこと。
AKTさんは17~18日は小生と一緒に孤島で夜を明かし、更に19~20日にも孤島に泊まり込みだったので、よもや行くとの連絡を貰えるとは思わなかったが、まだ様子を掴んでいない釣り場なだけに同行してくれるのは、有難い限り。

待ち合わせ場所のBY-BRDGには、約束時刻の30分程前に到着。AKTさんが到着するまで少し時間があるので、Tenryu改に2.2gのシンカーで組んだライト・キャロで様子をチェックしながら待っていると、程なくしてAKTさんが到着。暫くの間、二人して様子を探ったが、横風となる南風が強くて釣り難くて仕方がない。早々に諦めてDKKに向かった。

DKKでは、やはり常連の餌釣り師達が長いロッドを振っていて、狙っていた場所には直ぐには入れそうにもない。
そこで、彼らの邪魔にならない場所に道具を置いて時間待ち。しかし、唯待っているだけでは面白くない。小生はAKTさんを置いて、背後に木々の枝が張り出していて長尺ロッドが振れないため、餌釣り師が入れない場所に入って、Tenryu改で時間潰し。

暫くすると、アジが回って来た様子で、周囲でポツリポツリとロッドが曲がり始めた。しかし、まだ明るい時間帯でアタッている場所は遠く、軽い2.2gのシンカーのライト・キャロでは届く距離ではない。

時間の問題だと自分に云い聞かせながら、キャスティングを続けていると、日没直前の18:50頃、ブルブルとしたアタリがあって20cm位のこの日のファースト・フィッシュをゲット。しかし、この1匹は交通事故の様なもので、アタリが続かない。

そうこうする内、入りたかった場所の餌釣り師達が片付けを始めたので、その後に移動し、この夜の釣り座を確保し、改めてキャスティングを開始。
すると、AKTさんがポツポツと掛け始めた。そこで、小生も8320#1B1.0gのJHでジグ単に切り替えたが、小生にはアタリが感じられない。こんなことは良くあることで、驚くには当たらないが、それにしても何が違っているのだろうか・・・・・・(答:肩から先の問題)。

19:30頃になって周囲が暗くなって来たので、ここで夜釣りの準備を整えて仕切り直し。強かった風も収まって、アジングの条件としては申し分がない状況になり、期待も高まったが、意に反してコンタクトがない。
間詰め時にはコンスタントに掛けていたAKTさんにも、アタリがなくなってしまい、アジは云うに及ばず、カサゴメバルなどアジングには付き物の常連客も姿を見せず、思わず、孤島でも、風がなく条件が良い時に限って思った程の結果が出ないなどとAKTさんと顔を見合わせてしまう程。

それから1時間も経った20:30頃、それまで殆ど動かなかった潮が左から右にトロトロと流れ始めた。すると、直ぐにアジからの反応が出始めて、テンポは余り良くはないが、漸く小気味の良いアジの引きを楽しめる様になって来た。しかし、アジの寄りはまばらと見えて連続してアタッて来ることがない。

AKTさんにJHの重さを訊ねると、0.8gとのこと。そこで何事も上手い人の真似をするのが上達する一番のコツとばかりに小生もJHを軽くすることにした。しかし、同じ重さに揃えるのは如何にも面白くない。幸い、風もそよ風、潮の動きもないので更に軽い0.6gにしてみた。すると、これが大正解で、AKTさんも驚く3匹、4匹と連チャン。型も少し良くなっている様子に、気を良くしたが、連チャンは一瞬で終わって仕舞い、その後はポツリポツリ。
それでも退屈しない程度にロッドを曲げてくれるので、アジの小気味の良い引きを楽しんでいたが、フト、MHR-KGNでのメバリングでは0.3gのJHでやっていたことを思い出した。そこで、物は試しとばかりにJHを0.3gにまで軽くしてみた。
すると、入れ掛かりには程遠いものゝ0.6gの時よりもテンポが良くなった。

22:30頃(?)、AKT弟さんが登場。訊けば勝浦ワラサをやった帰りで、2回戦のアジングをこのDKKで夜通しでするとのこと。こんなことは、若さ故出来ることで、小生にはとても出来ない芸当。
他人の若さを羨んでも詮ないことは重々承知しているが、そうは云ってもやはり若さが欲しい!!

釣りをしている時は、釣れていても釣れていなくても、時間の経つのが殊更に早く感じられる。
この日も、気が付けばいつの間にか日付が変わっており、腰も痛くなって来たのでソロソロ引き揚げようかと考え始めた頃になって、調子が上向きに。
そして3匹連続ゲットしてカウンターの数字は19。切りの良い20になったら引き揚げようと、キャストすると呆気ないほど簡単に答が出て20匹を達成。延長することもなく24:30頃StopFishingとした。

この日は、終始潮の動きが悪くて、もう一つ本調子ではなかった様に思う。潮の動きが良ければ、AKTさんが云う様に爆釣することも充分可能だろう。
自宅からも近く、仮に爆釣とまでは行かなくても、この日位釣れてくれれば小生に取っては充分なので、これからも通わせて貰おうと思う。

所で、この日は面白い出来事が・・・・。
23:00頃だったかと思うが、釣り上げたアジをバケツに入れるのにモタモタしていると、目の前を黒い影がサッと横切り、次の瞬間にはパチンと軽いショックが伝わって来た。一瞬、何が起きたのか判らなかったが、黒い影の主は釣り場に屯している野良猫の内の1匹。
陸ッパリの釣り場にはが付き物で、このDKKでも野良猫がウロウロしていることは知っていたが、それまでは全くそんな素振りも見せていなかったので、完全に油断をしていた時の一瞬の出来事だった。