※ 月別アーカイブ:12月2017 ※

2017年釣行記(85) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:12月29(金)
潮回り:中潮(↓)

場 所:SOFKZK
釣 果:ナシ
同行者:単独

29日、30日はアジングの仲間のYGWさんINEさんNGHMさん孤島で忘年会の予定だったが、生憎、天気予報では北寄りの風が5~7mも吹く予想となっている。吹きっ晒しの孤島で、こんなにも強い北風に耐えて夜通しの釣りが出来る程の自信は、小生にはない。無理をして参加しても、YGWさん達に迷惑を掛けてしまうことにもなり兼ねず、それでは申し訳ないと、パスさせて頂くことにした。

所が、29~30日の強風に対して、28~29日にかけては、静穏、あっても1mしか風が吹かないとなっている。こんな予報を見てしまっては、家でじっといていることなど出来る筈はなく、急遽、緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんに会いにSOFKZKに行くことにした。
どうせ行くなら早めに出てと思ったが、殆ど完徹状態の前回の釣行では、酷く疲れを感じたので、ソロソロ徹夜の釣りが出来る程の体力はなくなって来ているかも知れない・・・・。そこで、少しだけでも休んでからと2時間程仮眠を取ってから、1:15頃に自宅を出発し、現地の駐車場には、3:00過ぎに到着。
街灯もなく真っ暗な駐車場には、3台の車が止まっており、その内の2台は、松本ナンバーと多摩ナンバー。遠隔地からやって来て、こんな時刻に駐車しているのは、はやり、この2台は釣り人だと考えるのが自然だろう。
だとすると、あぶれて入れないかも知れない。心配しながら、磯道を下り、磯を先端に向かって進んだが、前方にはヘッドランプの灯りが見えない。
ひょっとしたら、車の主は釣り人じゃなかったのかも・・・
淡い期待を胸に磯の先端にまで来た所、徹夜の釣りで仮眠中だったらしい先行者がゴソゴソと起き出して来た。
あぁ、やっぱり先行者が居た!
闇を透かして良くよく見ると、先行者は3人組で、これじゃ先端には入れそうにもない。
ガッカリしたが、この3人は先端の中央付近から最も奥にかけて釣り座を構えているので、先端の右角付近にはスペースがある。ここは、今年の始め、貸し切りになった時に結構美味しい思いをした所なので、これは寧ろラッキー。先行者の一人に断って、その角に入ることにした。

3:30頃、Sephia XTUNE S806ML-S3.5号のエギを組み合わせてキャスティングを開始。
風は予報通り殆ど感じられず、寒さ対策のためにダルマ状態になった服装で磯道を歩いて来て汗ばんだ身体には、寧ろ物足りない位。海も穏やかで波もなく、エギングには絶好の状況。

今回こそは、必ず可愛娘ちゃんをモノにしようと、いつもより慎重且つ丁寧に近場の表層から中層に掛けて、扇状に探ったがコンタクトががない。続いて近場の中層からボトム付近。遠投して沖目の表層から中層、中層からボトム付近と色々と探ったが、一向にアタッて来る気配がない。

餌釣り師の赤い電気浮子も海中に引っ張り込まれることがなく、海面を漂っているだけで、前回と同じ様に、潮の動きも生き物の気配もまるで感じられない。唯一、小生に遅れて隣りに入った餌釣り師が、6:00頃、30cm程のメジナを釣ったのが例外で、磯全体に活性がなく静か。
暗い夜は駄目でも、明るくなれば来るかも知れない。
儚い夢を持ちながら、小生には珍しく、すっかり明るくなった7:30過ぎまで粘ったが、その甲斐もなく空振り。

8:00前になって、風が吹き出し、腰の痛みも強くなって来ると同時に気持ちはプツリと切れて遂にStopFishing
実釣時間は4時間少々と、それ程、長い時間ではなかったが、1度もアタリのないエギングに心底疲れた身体を引きずって急な磯道を上って汗びっしょりとなって車に辿り着いた次第。

と云う訳で、2017年の釣り納めなので、何とか可愛娘ちゃんをお土産にしたかったが、今回も、残念ながら、パーフェクト・ボーズ

帰りの道すがら、釣れなかった理由を色々と考えたが、ひょっとすると、時期が一ヶ月程早過ぎたのかも知れない
アオリイカヤリイカが釣れていれば、エギンガーの一人や二人は必ず姿を見せる筈だが、前回、今回ともエギンガーは小生のみ。このSOFKZKに来る様になった今年の2月頃には、ヤリイカ狙いのアングラーが何人も入っていた。その時にヤリイカだけでなくアオリイカも掛けたことを考えると、アオリイカヤリイカの群れと一緒に回遊している様に思える。
そう考えると、年明けの1月中旬以降にが釣り期になるのかも知れない。

所で、このSOFKZKでは1度だけメバリングを試したことがある。その時はアタリもなく、以降はエギングばかりをして来た。しかし、来る度に磯の根元の小さなゴロタ浜が気になっていた。
そこで、今回は後学のために磯からの帰り、寄り道をして様子見て来た。
このゴロタは相模湾に直接面した小さなワンドなので、波が高い時はとても入れそうにはないが、凪いでいる時は、如何にもデカメバルが潜んでいそうな雰囲気がある。しかし、これまで1度もアングラーが入っている所を見掛けたことがない。
所謂、竿抜けポイントなのか、釣れないので人気がないのか、定かではないが一度ジックリと攻めてみようと思う。