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2017年釣行記(68) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:10月27日(金)
潮回り:小潮(↑)

場 所:YNGSM
釣 果:セイゴ x 1
同行者:単独、(YTさん)

台風21号の影響が残っているかも知れないと思いながらもYNGSMメッキを狙う積りになって準備を始めた所で、念のためにライブカメラで状況をチェックしてみると、釣り場にしている場所付近の海は、黄土色に濁っているのが、ハッキリと写っている。
これではとても釣りは無理だろうと諦め、FRYでアジングをする積りになっている所に、湘南の達人YTさんから、石積みから東は問題ないでしょうと連絡があり、当初の予定通りYNGSMメッキを狙うことに。

10月も下旬に入り、この時期の日の出時刻は6:00丁度。であれば、5:00少し前に自宅を出れば、丁度、日の出時刻からキャスティングを始められると思って、床に入ったのは良かったが・・・・。ふと気が付くと、部屋の中が薄っすらと明るくなっている。
驚いて時計を確認すると、何と5:45。
釣りに行く場合は、例え目覚まし時刻をセットしていても、それよりも少し早目に目が覚めてしまうのが、常なのに・・・・。

前日に準備をしていたので直ぐに飛び出すことは出来たが、それでも予定よりも1時間以上も遅い6:00頃の出発で、釣り場到着は7:00過ぎ。
駐車スペースには既に3~4台程の車がとまっている。釣り場は広いので、先行者が多少入っていても、場所に困ることはないが、はやり出遅れ感は残る。

急いでウェーダーを穿き突堤に向かいながら、釣り場の様子を見ると、井桁付近では、真っ茶色の水がガンガンと流れ込んでいて、とても竿を出す気にはなれない。そこで、井桁は見送ることにして、その先の俯瞰ポイントから石積みをチェックした所、YTさんの云う通り石積みから東側には濁りが回っておらず、波も高くない。
アングラーの姿は石積みの第三ブロックには何人か見えるが、第一ブロックには誰も入っていない。

そこで、今回は、石積みの先端から東に向かってチェックし、井桁には最後に入るプランでメッキを探すことに。

昨年はショートカット出来たワンドには海水が入っているので、大きく迂回をして、石積みに乗り先端に向かった。所が、驚いたことに、巨岩の配置が大きく変わってしまっている。
人の背丈ほどもある巨岩を、重機を使って丁寧に並べた筈の突堤だが、幾つもの岩が掘り起こされて、あちらこちらにゴロゴロと転がっている。良い釣り座となっていた先端のテトラも綺麗になくなっており、ワンドの中に割れた状態で海水に没している。

自然の破壊力の凄さを感じながら、手頃な岩に乗ってSoare XTUNE S709ULTD-Contactの組み合わせでキャスティングを始めたのは7:30頃。
風はフォローになる北風で、波もなく、濁りも入っておらず、海面にはダツがザワザワと描く波紋が広がり、ボラがあちらこちらでジャンプを繰り返し、前々回とは様変わりで生命感が溢れていて、否が応でも期待が膨らんで来る。

所が、一向に魚からのコンタクトが感じられない。
海面を騒がしているダツがあれ程居るのに、そのダツさえもアタッて来ない。
少しづつ場所を移動し、ルアーを替え等々してメッキを探したが梨の礫
40分程で第一ブロックのチェックを終わってしまった。
元に戻ってもう一度同じコースをチェックすることも考えたが、可能性がありそうにもないので、第二ブロックに移動。

この日最初の獲物は8:30頃のセイゴ
メッキ狙いで来ている以上、外道なのだが、この日初めての魚の感触だったので、これはこれで正直の所嬉しく思い、メッキが駄目ならセイゴに遊んで貰おうと考えた。しかし、これはアングラーの身勝手な思いで、セイゴにはセイゴの都合があると云うもので、その後は、又々音沙汰なし

そして、何処かにいる筈だとメッキセイゴを求めて放浪を開始。

9:30頃だったと思うが、第二ブロックの中央付近で、コンとコンタクトがあって、この日2度目の魚が掛かった感触に、喜んでリーリングを始めると、海中で白く輝く魚体が見えた。
今度はメッキだろうと思った次の瞬間、その主は海面を割ってジャンプし身を翻して、見事に針を外して海に帰って行ってしまった。そして、同じコースを通して、同じ様にアタリを合わせ、同じ様にジャンプ一番針を外されてを繰り返したのが、この日のハイライト。

その後は、右腕が疲れるのも厭わずルアーを動かし続けたが、メッキセイゴも、税金のダツさえも見向きもしてくれない状況で、早々に第二ブロックを諦めて第三ブロックに移動することにした。
実釣開始後1時間半程しか経っていないのに、もう、半ば以上厭になりながら第三ブロックに向かっていると、前方からニコニコ顔のYTさんが陣中見舞いに来てくれた。
未だこの日の予定コースの半分程しかチェックしておらず、第三ブロックやその東のサーフが残っているとは云え、余りにもメッキからのコンタクトがないことに嫌気が差して来ていたので、YTさんが顔を出してくれたのは、ことの他嬉しかった。

YTさんの助言を聞き、時にはYTさんにキャスティングをして貰ったりもしたが、はやり魚からのコンタクトはないまゝ。

11:00前、YTさんが引き揚げて行き、小生は一人残ってチェックを続けたがこれも無駄な努力になってしまい、濁りの入っている東のサーフをチェックする気も失せてしまい、帰る途中の井桁に移動することに。

流れ込みに近い井桁付近は、朝、見た時と変わらず一面に黄土色の濁りが広がっていて、とても釣りをする雰囲気ではなく、躊躇するものがあったが、海鵜が数羽浮いており、海面には所々波紋があるので、メッキではないにしろ魚は居そう。

『万が一』ってこともあると念のために数投キャスティングをしてみたが、これも見事に空振りに終わってしまい、11:30頃StopFishingとしてスゴスゴと引き揚げて来た。