※ 月別アーカイブ:4月2017 ※

2017年釣行記(25) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:4月23日(日)~24日(月)
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ X 4、カサゴ 多数

同行者:FKGW女史

全く当てにならない天気予報では、定例釣行日の月曜日や火曜日は、風が強く吹くとなっている。これに対して日曜日は東寄りながら2m前後と弱いらしい。
どんな釣りであっても強風は大敵と云えるが、特にメバリングやアジングの様なライト・ウェイトの釣りでは強風をおしての釣行は考えられない。となると、日曜日のアジング釣行を考えるのは自然な成り行き。

と云う訳で、小生にとっては例外的な日曜日の17:00頃に孤島に到着し、1時間程前に先着していたFKGW女史に合流。
孤島の岸壁には、FKGW女史の他に以前にも孤島でお会いしたアジンガーやエサ師、黒鯛師がそれぞれ1人と小生を含んで総勢5人しかおらず、休日の人気釣り場にしては淋しい限り。

早速、最も航路側の空いたスペースを確保して、この日の釣り座としたが、予報では弱い筈の風が強く正面から吹き付けて来ており、この瞬間に小生のやる気は急降下。
そんな中でも、先行者のアジンガーはキャスティングを繰り返しているが、やはり持て余している様子に、小生は、タックルの準備に掛かる気も起らず釣り場をウロウロするばかり・・・・。

18:00頃、エサ師と黒鯛師が引き揚げて行き、釣り場にはアジンガーが3人残った格好(小生は離れていたので時刻は不明だが、最終的には、もう一人アジンガーが加わり4人での徹夜アジングをすることになった)。

折角ここまで来た以上は釣りを始めようと自分を鼓舞し、持ち込んだSoare改Emeraldas改8326#1Bの内、8326#1Bにのみラインを通し、風の強さを考慮して重ための1.5gのJHでキャスティングを開始。しかし、案の定、JHは戻されるはラインは風に吹き揚げられてしまうはで、どうしようもない。
その内、風が益々強くなり、至る所にウサギが飛び跳ねだす始末。
風が強い場合の孤島での常套手段で、一段低い岸壁に下りてみたが、フォローになる筈の風が回り込んでいるのか、こちらでは横風。こうなると逃げ場のない孤島だけに勇気ある撤退を考えなければ・・・・。

勇気ある撤退を敢行するにしても、まだ時間はある
と云うことで、少しでも風当たりの弱い所はないかと、岸壁を少しづつ横移動しながらポイントを探してみたが、吹きっ晒しの岸壁にそんな都合の良い場所がある訳はなく、岸壁の南端に到達。しかし、どう云う訳か、ここだけは他の場所より少し風当たりが弱い様な・・・・。
これ以上、移動することも出来ないので、仕方なく試みにキャストして見ると、アレッ、アタリ?
思い掛けず、コンタクトらしき違和感が伝わって来る。

こうなると現金なもので、集中力も自然に高まり、次のコンタクトを逃さずゲット。
体色が薄く20cmにも満たない豆アジだが、取り敢えずボーズ回避成功!!!
時刻を確認すると、丁度18:00。

折角、本命を手にしたのに、ロッド1本を持って風裏を探していたので、手元には獲物を〆るハサミもなければキープするバケツもない。だからと云って道具を置いてある場所まで戻るのもカッタルイし、そのまゝリリースするのも勿体無い。と云う訳で、隣りでキャスティングをしているFKGW女史に引き取って貰って、一件落着。
続いて2匹目を狙ったが、その後はまるで嘘の様に音沙汰がない。

陽が暮れて辺りが暗くなれば、来るだろう!!
例によって、根拠のない期待を頼りにキャスティングを続けたが、見事に空振り。
そうこうする内、いつもは移動することなく同じ場所でジックリと腰を落ち着けて釣りをするFKGW女史は元の場所に移って行き、反対に、釣り場を徘徊することの多い小生が独り居残りキャスティング。

そして、時刻はハッキリとした記憶がないが、19:30頃だったと思う。
ムズでもコツでもない本当に微かな違和感に、反射的に合わせを入れてみた所、明らかに生命体の反応があって、水面直下に銀色の魚体がキラリ。セイゴかも知れないと若干の心配はあったが、抜き揚げてみると20cm程の本命。
そして、その直後に、又々、同じ違和感で3匹目。
やっと回って来たか・・・・。
続けて来る様ならFKGW女史にも来て貰おうと気合を入れて、次の違和感を待ってみたものゝ、それっ切り何もなし。

その後は、隣りに戻って来たFKGW女史と並んでの修行状態。それでもFKGW女史は時折ドラグを鳴らしてカサゴと遊んでいたが、小生のワームには全くの無反応。

明け方近くになり、余りのアタリのなさに嫌気が差し、風も幾分弱くなって来た様なので、階段付近にまで戻り、風を背中から受ける様に斜に構えて時間潰しのキャスティングを開始。すると、コツッとハッキリしたアタリで、小さな身体に似合わない程の大きな口を開けて呑気顔のカサゴが掛かって来る。そこで、アジを諦めてカサゴ狙いに切り替えてみた所、一時は入れ喰い状態になり、少しばかり溜飲を下げた次第。

それにしても、この夜は一時的に弱まる気配はあったものゝ、一晩中強い風が吹き続けており、お手上げ状態。にも拘わらず、現場でチェックした予報では、予想値も実績値もたったの1m・・・・。
現場では10mとは云わないが7~8mはあったと思う程の強風だったのにこれはどう云うことかと改めて当てにならない予報に少しばかり腹を立てながら5:00頃にStopFishingとした。