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2013年釣行記(11)-MB

2013年 Mebaring 釣行記

中潮 月齢:10.8 場所:KSKST,GSHUR 釣果:メバル X 2 同行者:YTさん

雨や風、はたまた雪の影響でなかなか釣行出来ず、とうとう木曜日になってしまった。この時期は夜の潮位が低くて厳しい釣りになる惧れはあったが、夜中過ぎから明け方にかけて風が強くなる予報だったので、敢えて夕方からの釣りにした。

例によってYTさんを、14:30頃ピックアップして、釣り場のKSKSTに・・・。
KSKSTには16:30頃到着したが、着いてみると風が強い。しかも、この磯では有難くない海から吹き付けて来る西風で、横風を受ける格好になる。
予報では、この時間帯は南寄りが弱いと云うことだったので予報通りだとすれば、陽が落ちてから風も弱まる筈。であれば、暫くの間我慢をしていれば良いと踏んでいたのだが、これはどうしたことか?

風が強いこともあって直ぐにはロッドを出さず、北側にある小さな磯場の様子を見ておいた。
シモリや離れ岩があちらこちらに配置され、しかも直ぐ沖側には海藻帯があって、如何にもメバルが生息していそうな感じがする。これには大いにそそられたのだが、水深が余りない。これから干潮の20:20に向かって更に水位が下がるので、今回は見送ることにしたが、潮位の高い時間帯に是非狙って見たいポイントである。
と云う訳で、結局いつもの磯に乗って、兎に角ロッドを振ることにした。

西の空に夕日が真っ赤になって沈みかけてはいるが、まだまだ光量はあるので、カサゴ狙いで7gのジグヘッドにクローのワームを付けてキャスティングを開始。しかし、ラインが西風に吹かれて思ったコースをトレース出来ない。リフト&フォールを繰り返し根掛かりを外している内に周囲が暗くなって、イヨイヨMebaringタイム。

所が、その頃から海風の影響が出て来たのだろうと思うが、波が高くなり小さなワンドの中央付近で黒く盛り上がってはドーンと崩れて白い泡を伴ってザーッと寄せて来る。それでも我慢をしていたが、潮位が低くなるにつれて海藻が針に掛って来てやり難くて仕方がない。
19:30頃になって、西風を避けられそうなGSHURに移動することに・・・・。

GSHURの駐車スペースから窓越しに見る海は波がもなくKSKSTより状況は良さそう。
ならば、風は???
幸いにも、風は多少感じる程度で、場所替えは・・・・・?
早速、道具を担いで浜に出ると、多少どころか結構強く吹いている。しかも西風ではなく北風。東西に伸びたこの磯では南北方面にしかキャスティングが出来ないので、この強い北風では一方向しか狙えない。しかし、折角来たのだからと、そのまま浜辺を進んでGSHURに到着。

丁度最も潮位が低くなった干潮時刻の20:30にあたり、キャスト出来る方向のワンドは大きさが2/3程度に小さくなっていて、眼の前の大きな離れ岩が直ぐそこにある様に見える。
YTさんは直ぐにワンドに向かって伸びている岩に乗り、小生は、磯の先端付近の出来るだけ風を背負える場所を探して、発売されたばかりのジャクソンPygmy Boxを結んでキャスティングの開始。

それから間もなくのこと。YTさんが近付いて来て、25cmクラスが出たヨ!とニコニコ顔で報告に来てくれた。風で声が流されてしまって少し風下に位置する小生には聞えなかったが、随分と大きな声で叫んでいたらしい。
取り敢えず仲間内の一人が出して呉れたので場所替えは成功と云えるが、風でロッドが煽られてしまってアタリが判らないのかも知れないが、兎に角小生にはノー感じ

MB-2013-007R 21:5221:00を廻り北風が益々強く吹き付けて来て、体感気温がドンドンと下がると共に指先がジンジンと痛くなって来た所で、岩陰に座り込んで風を避けながら遅い夕食取りながらの一休み。この頃には、寒い上にアタリもないので、小生のモチベーションはボトムにまで下がり切っていたので、実の所は、引き揚げたかったのだが、若いYTさんはやる気満々で・・・・・。
そんなYTさんに触発されて、気を取り直して、飛ばしウキを使ったワーム・システムに替えて浅場を狙っての第一投・・・・。場を休ませていたのが良かったのか、ワンドの中程でコンと軽く来た前アタリに続いて来た本アタリで23cm。
時折身体を揺らす程の強風の中で、半ば以上に諦めていた所に来た1匹は本当に嬉しいものだった。
そして、それから間もなく、更に浅い浜辺方向に風で流されてしまった仕掛けをゆっくりとリトリーブしているとググンとハッキリとしたアタリで25cmをゲット。

その後は全くアタリもない上に北風も弱まる気配もなく、久し振りにホカロンをポケットに忍ばせて、指先を暖めながら頑張ったが、23:30頃にStopFishingとした。