※ 月別アーカイブ:6月2010 ※

2010年釣行記(25)

2010年 釣行記

潮回り:大潮 場所:YGWR,KTGHM 釣果:510g x 1, 885g x 1 同行者:単独

前回、MrsNとの同窓会を開催したYGWRでは見事に空振りに終わってしまったが、何としてでも彼女に大型が出ることを見て貰いたかった。 そこで、満潮を迎える3:00から6:00までここでシャクリ、その後はYMSTに回る計画を立てた。

1:30自宅を出発、YGWRには予定通り3:00頃到着。
駐車スペースには既に5台止まっている。 1台も止まっていないと、それはそれで不安の種になるのだが、こんなにも止まっていると、入る場所がないのではないかと心配になる。

真鶴道路に入った辺りから降り出した雨は、ここでもシトシトと降っている。 レインウェアを着込んで釣り場への降り口から見渡すと、果せるかな、青白いケミホタルや赤い浮きの光りが5m程の間隔で光っており、MrsNと入った左側しか空いていない。
これだけアオリ狙いの釣り師が入っているのに、そこだけポッカリとスペースがあると云うことは、ポイントを外している可能性が大だが、沢山のヤエン師の間を割って入る勇気は、小生にはないので、その空いたスペースの左端に釣り座を構えた。

大潮の満潮で潮位が高いせいか、正面に見えるテトラ帯をウネリが越えて入って来ているので、海面は大きく波打っており、その波にラインが引っ張られてやり難くて仕方がない。 所が、薄っすらと明るくなり周囲が見える様になった4:00を回った頃、不思議なことに、突然海が穏やかになった。 勿論、時折大きな与太波が来てテトラ帯を越えることはあるが、先程の荒れ方とは雲泥の相違。
これで釣り易くなったと思ったが、今度は切れ藻が夥しく流れだし、海底の海藻に根掛かるか海面や海中を漂っている海藻を拾って来るか、何れにしてもキャストの度に海藻をエギから取り除かなければならない状態になってしまった。

雨はシトシトと降り止まず、気持ちは切れてしまったが、ここでYMSTに移動しても、潮位が高くて磯には渡れないので、止むを得ず6:00まで時間潰しのキャスティングをしてYMSTへ移動した。
途中で、ヤエン組みの様子を確認したが、良い人は3杯程出している様だった。

YMSTに到着したのは6:30頃。 雨は漸く上がったが空はどんよりと曇り、山には直ぐ麓近くまで雲が垂れ込め、まるで梅雨の様な雰囲気なので、念のためレインウェアを着ていつもの場所に着てみると・・・・、
磯の20m程沖に、ブイやら赤い旗のついた竿やらが沢山あって、釣りになりそうにもない。 仕方がないので、その先のKTGHMにまで脚を伸ばしたが、未だ潮位が高くてニー・ブーツではタイド・プールを渡ることは一寸無理。
そこで、一旦車まで戻りヒップ・ウェーダーに替えて仕切り直しし、何とかタイド・プールを渡って、目的の磯に辿り着いたのが7:00を回った頃。

201006002R.JPG
第2投目。 シャクッてフォールさせていると、ラインがスッと走るアタリで来たのがコレ。

YGWRでは、あんなに長時間シャクリ続けたのに、全く音沙汰がなく・・・、出る時は、いとも簡単に・・・・・。

朝の3時間は一体なんだったんだろうと思う瞬間だったけれど、その後は、又々、キャスティングを繰り返すだけの時間帯になってしまった。

201006003R.JPG
ソロソロ引き上げ様かと考え始めた9:00過ぎ、ジワ~ッと重くなったアタリに半信半疑で会わせると、グイ~ン・グイ~ンの力強い引き。

これで気を良くして10:00過ぎまで粘ったが、結局は粘っただけに終わりStopFishing

2010年釣行記(24)同窓会&その後

2010年 釣行記

潮回り:若潮  場所:YGWR,KTB  釣果:タコ(小) x 1  同行者:MissN(YGWR)

5月22日の房総エギング教室で一緒に勉強したMissNと、5日の土曜日に同窓会を開催することになっていた。
場所は、小生に任せるとのことだったので色々と考えていたが、若い女性をお連れする以上先ず危険性の少ない場所、しかも釣れる場所・・・・・???

ウ~ン!!!

そんな時、定例の釣行先として考えていたYGWRを提案すると、ウィーク・デイにも拘わらずお付き合い下さるとのことで、急遽、前倒しして二人だけの同窓会を開いた。

20:30、自宅を出発。 こんな時刻に出掛けること等、滅多にないのでいつもとは勝手が違う。 車は多いし信号に引っ掛かることも多く、しかも工事渋滞まで・・・・。 こんな訳で約束の時刻に遅れてしまった。

YGWRの駐車スペースには既に2台の車がある。 早速、ロッドを手に暗い駐車場を二人並んで歩いていると、車が入って来るのが見えた。 小生自身、ここでの実績がある訳ではないが、大型で有名な場所だし、どうせならMissNキロ・アップの強い引きを経験して貰いたい気持ちがあって、声を掛けたのだが、はやり人気場所であることには間違いがない。 残る葉MissNのロッドが曲がって呉れるだけ・・・・。

釣り場への降り口から見渡すと、青白いケミホタルの光りや赤い浮きの光りが点々と見える。 どちらも活きアジを餌にしたヤエンか泳がせ釣りなので、距離を置いて釣り座を決める必要がある。 無用なトラブルを避けるのはエスコート役の小生の役目でもあるので、我々二人は排水路を挟んだ最左端に入り、MissNはテトラ山の正面付近、小生は左端に釣り座を構えて、22:30頃キャスティングを開始。

風はなく釣り易いが、夜光虫が凄い。
キャストしたラインに沿って青白い光が沖に伸び、又、海面を滑って回収されて来るエギが青白い引き波を立て・・・・・、幻想的な眺めだがエギングには大敵。 出来るだけ夜光虫を刺激しない様にした積りだが、これだけ光っては眼の良いイカは警戒してしまうだろう。

彼女の時間が許す夜半頃まで、キャストする方向を替え、場所を替えして見たが、結局、二人とも海藻を刈っただけで、24:00過ぎに同窓会をお開きとした。

帰り際に彼女の車の中を見て驚いた。 天井にはロッド・ホルダーが渡してあり完全なアングラー仕様。 そう云えば、釣り場で見せて貰った身のこなしも、小生よりずっと軽くて、聞けばシーバスを始め色々な魚種をターゲットにされたマルチ・アングラーで、その中でエギングだけは最近始めたとのこと。
であれば、釣り場選びに余り気を使う必要はなさそう!!

<Nさん>
今日は、遅れてしまって申し訳ありませんでした。
これで、キロ・アップでも来て呉れれば、小生の気持ちも少しは楽になったのに、それもなく・・・。 しかし、上にも書きました様に、釣り場を限定する必要はなさそうなので、次回はに入りましょう!!

さて、彼女と別れて後、兎に角、車を自宅方向に向けて走らせていたが、時間は未だ充分残っているし、このまゝ引き上げるのも口惜しいので、KTBでシャクることにした。

現地駐車スペースには2:00頃到着。 一睡もしていないので、そのまゝ、シートを倒して3:30まで休憩。

前回最後に立った漁港の出入り口を固めている突堤の先端の釣り座に立ったのは、4:00少し前。 幸い、突堤には人影もなく完全に貸切り状態で、潮は下げ5分、風も波もなく期待充分!!

早速、第一投、第二投・・・・・・・。
キャスティングを繰り返したが、音沙汰なし状況が続き・・・・、変わった事と云えば、時折、足元の海面付近を座布団程の大きさのエイが悠然と泳いで行くのが見える位。

5:30頃、前回、隣りでシャクッていた若者が登場。 二人並んで色々と情報の交換をしながらシャクッたが、アマモが掛かって来るだけ。
7:00頃、回収して来たエギに引っ掛かって来た海藻が、小さく潮を吹いている???
正体は、脚の数が2本足りないタコ。 このタコは後ろで見ていたギャラリーにプレゼントし、8:00頃になって、遂に空が泣き出してきたのを機にStopFishing

2010年釣行記(23)

2010年 釣行記

潮回り:小潮  場所:KTB  釣果:ナシ  同行者:Mr.F

昨日は、JGSMの磯で結果が出せずに意気消沈して帰宅後、一寝入りしてメールをチェックするとMr.Fよりお誘いが入っていた。
釣りで連チャンすることは、北海道での単身赴任している時に何度かあったが、それ以外には記憶がない。その理由には、翌日の仕事に差し支えるのを避ける意味合いもあったが、何よりもカミさんの目が怖かったと云うのが一番だろう(笑)
しかし、現役を離れた今は当時と状況は違う。
在宅時であっても遊んでいる訳だし、釣りに行っても遊びに変わりがない。 であれば、折角のお誘いでもあるし・・・・。
と云う訳で、その旨カミさんに告げると、案の定、一寸呆れた顔をしていたが・・・・。

2:00に目覚ましの音で起床、2:20頃自宅を出発。
前回とは違ったルートを使ったため1時間少々で待ち合わせ場所に到着。 所が、前回の土曜日には全く先行車がなかったのに、今回は満車に近い状態。 週末の人気場所であれば当然のことかも知れないが、先週との格差の原因は、惧らく、釣れ始めた情報が流れたのだろう!!

程なくしてMr.Fが到着。
挨拶もそこそこに道具を携えて邸宅街を抜け、漁師町の二人並んでやっとの細い道を下って漁港に到着し、防波堤に登って見ると、やはりエギンガーがずらりと並んで盛んにシャクッている
こんな満員御礼の状況では、二人並んで釣り座を決めることは叶わない。 そこで、小生は、防波堤の最初の曲がり角付近に釣り座を決め、Mr.Fには墨跡の目立った付近にまでテトラを伝って戻って頂き、離れてシャクルことにした。

偏光グラスを通して見える海底は、白い部分と黒い部分が交互にあって、如何にもイカの着き場の様で期待一杯。 しかし、黒く見える根は、それ程海藻の高さがある様には感じられず、根掛りをしてもエギを取られることもなくアッサリと回収出来る。 しかも、小生が入った場所は水深も浅くなっている様だ。

5:00を回った頃、遠くのMr.Fロッドを曲げているのが目に入って来た。 無事、ネット・インも終わったのを見届けて携帯を掛けたが、その後の処理に手間取っているのか、応答なし。
こちらも何とか結果を出すべくエギングに戻った所で、着信。 残念ながら脚の数が2本足りないとのことに、思わず笑ってしまったが、二人でエギングで通う様になって初の釣果で、先ずはおめでとうございます

その後、連荘の疲れで眠くなって来たのを機に、Mr.Fを置いて小生のみ場所移動を決定。 
幸運にも、漁港の出入り口を固めている突堤の先端に釣り座を構えることが出来たので、期待してキャスティングを繰り返したものゝ、アオリからの信号はなく、そろそろ集中力が切れて来た8:00頃、タイミング良くMr.Fに後ろから声を掛けられ、StopFishing

しかし、ここは朝方に入った場所よりは、船道に近いこともあって水深があるのに加えて、釣り座の右側にはアマモの海藻帯があるので、有望なPではないかと思う次第。 もう2度程通ってみる必要はありそうだ

<Fさん>
今日は、有難うございました。 脚が2本足りなかったのは残念ですが、エギングでKTBに通い始めて初の釣果、おめでとうございます
又、帰りは別ルートを先導して頂き有難うございました。 こちらの方が余り大きな渋滞には遭わずに済みそうですので、次回からこのルートを使って見ます。

2010年釣行記(22)

2010年 釣行記

潮回り:小潮  場所:JGSM-PP、OHTZK  釣果:ナシ  同行者:ナシ

釣行前の儀式では、ホームよりも三浦方面の方が、珍しいことに風が弱い予報になっているので、以前から入って見たかったPに行くことにした。

JGSMは人気釣り場だけに、火曜と云えども釣り人が多いことも充分あり得る。 折角、出掛けるのに望みのPに入れず悔しい思いをするのも面白くないので、少し早目の2:00過ぎに出発、現地の駐車場着は3:30頃。
幸いなことに目指すPには先行者の姿は見えず、磯の先端に陣取ることが出来た。

釣り座では斜め左後ろからの風が少々あるが、そんなに気にする程でもなく波もないので、エギングには良さそうな感じがプンプン
周囲を見渡すと、沖に向かって左側の磯にエギンガーが2人シャクッているのが見える。 初めての場所でエギンガーを見掛けるのは、何故かホッとするものがある。
海藻の生え方も水深も不明なので、最初は25カウントでシャクリ始めたが、根掛かりはなし。
30~40カウントで海藻が掛かって来るが、60カウントでも掛かって来ないこともある・・・・・。

海底の様子を探りつゝ、シャクリ続けて見たが、アオリからの信号は感じられない。 左手のエギンガーの一人が引き揚げ、残る一人は釣り座を色々と替えているので、こちらと同様、状況は良くないらしい。
暫くして、残る一人も引き上げて行き、このワンドでシャクッているのは小生一人になってしまった。 こうなると、シャクッていても何故か落ち着かず、その後30分程粘って所で遂に気持ちも切れて、場所の移動を決定。
と云っても、場所の当てもないので、開拓精神を発揮して良さそうな場所を見て回った。
残念ながら、エギングが出来そうな場所は見付けられなかったが、メバリングには最適と思われる場所を幾つか見付けた。 メバリングでは全く実績がないので説得力はないが、海藻がビッシリと生えており、大きな波が入って来ないワンドやスリットで、いかにもメバルが潜んで居そうに見えた。
アオリのオフにはメバリングを試してみようと思う。

結局、グルリと回っただけで元のワンドに戻って来て、引き上げて行ったエギンガーの後に入ってシャクッて見たが、状況は変わらず、暫くして隣りに入って来たエギンガーに様子を尋ねると、型は大きくはないが出始めたとのこと。
であれば、もう少し粘っても良かったが、日差しが強くなり暑くて仕方がないので、場所移動を決定

8:30頃、OHTZKに到着。 ここはメバリングで一度だけ来たことがあるだけだが、雑誌の記事でキロ・アップのアオリが出るとあったを思い出した次第。
メバリングで来た時に比べて随分と背丈が伸びた草はらに付いた踏み分け道を辿って磯に出ると、釣り座付近に未だ乾いていない新鮮な墨跡を発見。 先行者の姿は見かけなかったが、入れ違いになった様だ。
この墨跡に鼓舞される様にしてキャスティングを繰り返したが、太陽も高くなったドピーカンのこの時間帯ではアオリを誘い出すことが出来ず、エギを1本ロスしただけで、10:00頃StopFishing

所で、JGSMではヌカカにやられてしまった。 ゴマ粒よりも小さい奴にチクリと刺された個所が痒くて仕方がない。 そろそろ防虫対策をしなければならない季節に入って来た様だ

2010年釣行記(21)

2010年 釣行記

潮回り:中潮  場所:YGWR、ISKR,TKUR,YMST  釣果:400gx1  同行者:ナシ

釣り仲間のガクさんからYGWRが出ているらしいとの情報を頂いた。 ここは大物が出ることで知られており、小生も2度程下見をしたことがあったが、シャクッたことはないポイントなのだが、念のため天気予報をチェックすると、風向きもフォロー。

と云うことで、今回初めてYGWRに入ることにした。 但し、ここは駐車場の問題があるので、実釣時間は、惧らく6:00頃までだろう。 であれば、3:00頃から夜明け過ぎの5:00の2時間として、いつもより1時間早く1:30に出発する必要がある。

現地には、予定通り3:00頃に到着。 所が、駐車スペースには既に5台も止まっている。
火曜日の午前3時に、この盛況。 ガクさんの情報通り好調なんだろう。
早速支度をして岸壁に出て見れば、海に向かって左側は地元のヤエン師が4人程入っており、右側には若いヤエン師が2人。 結局、中央付近にしか入れる場所は空いていない。 この正面は波消しブロックが切れていて、直接潮が当たるので悪い場所ではないだろうが、墨跡は少ない。

足元から15m程先までは基礎ブロックがあるため根掛りし易いとの雑誌情報があるので、第一投目から遠投。 根掛りを避けるために、4回から5回シャクッて回収を繰り返し足元付近は探らない様に気を付けていたが、それでも根掛りが頻発。 但し、海藻に根掛かっている場合が多く、ラインを引っ張るとズルズルと云う感じで海藻がエギと共に戻って来る。 見れば、足元には海藻がアチラコチラに捨てられているので、このポイントの税金なのだろう。
丸で海藻を刈りに来た様な状況なので、藻面狙いに切り替えたが、全く気配がなく、見渡した所ヤエンにも出ている様には見えなかった。

5:00頃、ISKRに場所移動。
前回乗った岩の奥にある平らな岩に若者エギンガーの姿が見えたので、様子を尋ねると小さいのが1杯だけやっと来たとのこと。 このエギンガーは非常に気持ちの良い受け答えをする若者で、色々と話し込んでしまった。
201006001R.JPG
この若者が場所替えをすると云うので、譲って頂いて暫くして来たのが、スポーニング時期にしては小振りな400g。

その後は気配も全く感じられないので、7:30頃、遥か左に見えるMyPointのTKURに移動。
波や風もなく、曇り空でエギングには良い日和だったが、ノー感じ。

9:00頃になり潮位も90cm程度に下がったので、二匹目のドジョウを狙って前回乗ったYMSTの磯に移動。
こちら側はTKUR方面よりも波立っているが、寧ろ、イカの警戒心が薄れて良いかも知れないと思って、小生にしては珍しく粘りに粘ったが、期待倒れに終わって11:00にStopFishing

所で、おかしなことに気が付いた。
この2~3年の間、小生はSAMURAI BLADE 86 InheritorをMainRodとして使っていたため、Egi Grand-Tribal[Executor] EGTX-87tiは殆ど出る機会がなかったので、今シーズンから2本のロッドを交互に使う様に方針を変更した。
所が、キロ・アップを出したのは何れもEgi Grand-Tribal[Executor] EGTX-87tiを使っている時で、振り返って見るとSAMURAI BLADEを使っている時は釣果が出ていない。
どうも主客が入れ替わってしまった様だ。

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