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2008年釣行記(27)

2008年 釣行記

潮回り:中潮  場所:DKN,ENSM  釣果:ナシ 同行者:単独

 確か気象庁は、今冬は極寒になると予報を変えた筈なのに、どうしたことだろう!?!?
師走とは思えない程、暖かい日が続いている。

先週は満月の大潮に向かって暖かく風も弱い一週間だったが、小生が釣行する日に限って寒かったり、風が強かったり・・・。
釣行日を選べないMonday Anglerにとっては、悲しいことに、どんな状況であろうと甘んじて受けざるを得ないのは解ってはいるが・・・。

と云うことで、新たに設備投資をしたDAIKOEgi Grand-Tribal[Executor] EGTX-87tiを引っ下げて1:50に出撃、DKNには3:00頃に到着。
DKNの駐車スペースには湘南ナンバーが一台駐車していたので、IWに行こうかとも考えたが・・・、5:00頃までやって駄目ならENSMを見ることにしてそのまま支度をして磯に向かった。
磯には、先行者が二人。挨拶をして様子を尋ねると1杯出したがバラした由。
この二人は沖に向かって並んでシャクッている。その横に1名分のスペースがあるにはあったが、そこは小生の奥ゆかしい所で、遠慮をして例によって風を横から受けることになるが、少し岸寄りに釣座を構えてエギングの開始。

満月から1日経った月の光が周囲を明るく照らし、潮は満潮上げ4分と云った所で多少のウネリはあるが期待充分。
・・・・・と思ったが、イカ様からのラブ・コールはなし。
先行組みの二人が引揚げた4:00頃には、深々と寒さが増して来て、久し振りに指先が冷たくなる感覚を味わった。その二人組に代わって沖に向かってキャスティング。
ふと気が付くと、今度は三人組が現れた。この三人組は何の挨拶もなく、その内の二人は小生に並んで沖に向かって、残る一人は先程まで小生が居た所からキャスティングを開始。

風が強くなり、益々指先が冷たくなって来た6:00頃、このPを諦めてENSMに転戦することにした。ここは以前から来ようと思ってはいたのだが、夜釣が出来ないので実際に竿を出すことはしなかった。今回が初めてのエギング。

防波堤から磯の様子を見ると、磯の高さはなく満潮の海水が洗う程。それでも結構な釣り人が思い思いの方向に竿を出している。
が、エギングをしている釣り師の姿は見えない。と云うことはアオリは望み薄???

低い磯の一箇所だけテトラ寄りの所に空いたスペースが見える。そこに入るかどうか考えたが、こんなに低い磯なので、ちょっとしたウネリでも洗われてしまうだろうし、生憎、小生は磯シューズは持っているが磯ブーツは持っていない。
取敢えずは、君子危うきに近寄らずと云うことで、突堤からキャスティングをすることにしたが、ここは西風がまとも。しかも、後から来た二人組みが小生の左横2m程の所から、蛸テンヤドボンドボンと投げ込み始めた。さらに加えて、今度は右側からはカゴ師が長い磯竿で遠投を始める始末。この3名はソレゾレ自転車で来ているので、おそらく常連組みだとは思うが、自分達だけの釣り場と思っているのだろうか????

08121500MtFuji.JPG そこで、最初に見た磯のテトラ寄りに入ろうと戻った。しかし、当然と云えば当然のことながら、既に先客が竿を振っている。折角来たのにこのまま帰る訳にも行かず、そこは諦め別の空いている所からキャスティングをして時間を潰すことにした。
写真はその釣座から見た見事に真っ白に化粧をした富士山。
この写真では良く判らないかも知れないが、小さく写っている人間は釣り人に非ず。望遠レンズを構えて富士山の写真を取ろうとシャッター・チャンスを待っている人達。
現場では全く気が付かず、自宅に帰ってからパソコンで拡大して見て判った次第。

その後、テトラ寄りの先客が引揚げたので、早速その後に移動。
ここは左手にある高く積まれたテトラに西風が遮られ、しかも海水面は足元の高さなので、風を上手くいなすことが出来る。ウネリさえなければ、水深もありそうなので、これからの真冬は良いかも知れない。

結局、本日の成果はゲソだけ。しかも、感度の良いロッドにした筈なのに、イカがエギに触ったことすら感じることもなく、シャクッた時にイカの重さも感じず エギを回収したらゲソが着いていたと云うお粗末さ。

釣果が得られないのはロッド等の道具ではなく、もっぱら肩から先に問題があったと再確認させられた1日 であった。