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2007年釣行記(31)

2007年

潮回り:長潮  場所:MNDR-TKUR  釣果:アカイカx1 同行者:たけさん

今回の釣行は、我が道楽部屋に何度か来て頂いているたけさんとご一緒させて頂くことになった。
普段は単独が多いだけに、還暦を過ぎた歳にも拘らず、遠足を翌日に控えた小学生と同じだ。興奮に中々寝付けず早めに休んだにも拘らず、結局2:00過ぎまでウツラウツラとしてだけで終わってしまった。
たけさんには、最近小生が通っているMNDRの地磯にご案内することになっている。

約束の2:30、たけさん拙宅に到着。
早速、荷物を小生の車に載せ買えて出発したが、曇りの予報にも拘らず、フロント・ウィンドウに小さな雨粒が当りだし、時には本降りの雨。小生は雨に融けてしまう体質だが、たけさんは全く頓着しないと仰る。寧ろ、雨の方がアングラーの数が減るので好都合とも・・・。
幸いにも、現地の駐車場に着いた時には殆ど雨は降っておらず、小生は一安心した次第。

たけさんには磯の先端に入って頂き、小生はその手前。
早速支度を始めたが、たけさんの手際の良いこと!!! 小生がガイドにラインを通している間に既にスタンバイ・オーケー。
たけさんの第一投は4:20過ぎ。小生は遅れること5分。

風はなく海もマッタリとしていて、ある意味で絶好のエギング日和だが、霧と云うべきか靄と云うべきか、雲が低く海面にまで垂れ込んでいる様に見え、正面にあるべき湯河原や熱海の街並みも完全に灰色の世界に閉ざされた状態。 湿度100%じゃないかと思える位にジトジト・ベタベタと蒸し暑く、まるでサウナでのエギング。

首に巻いたタオルは、噴出す汗に直ぐに重くなってしまい、眼鏡は拭いても拭いても曇りが取れず、この時程、エギングでは大敵の風を欲しいと思ったことはない。
そんな中でもグィーン・グィーンの引きを期待してシャクッていたが、アオリからの信号は一向に見えず、カンナに掛って来るのは海草ばかりの状況に少々嫌気が差して来ているのに、たけさんは一投一投に集中。しかもシャクリ方も色々と変化を付けていらっしゃる。この辺が上手い人と小生の様なヘボとの違いだろう。
去年の10月から始めたと仰るが、中々どうして立ち居振る舞いは既にベテランそのもの。

それでも結果が出ないので、状況を打破すべく磯換えを提案し先週入った磯に乗って頂いたが、そんな思惑とは全く関係なく、最初に上げたのは小生。
シャクッタ後のテンション・フォール中に、何やらモゾモゾした違和感。一呼吸して合わせると、余り強くはないが生命体の反応がある。
やっと来たかと上げて見ると、アオリならぬアカイカがエギをがっしりと抱いている。
これで、お向かいさんへのお土産は出来たと、クラーに収納していると、いきなり大きなウネリが押寄せて来て直ぐ足元まで波で洗われる始末。今まで静かだったし漁船も通っていないのに・・・。
これだから海の波は分からない。

潮は上げて来ているし、気のせいかウネリも幾分出て来た様でもあり、磯の入口が浸かると帰れなく惧れがあったので、朝方の磯に戻ったが、結局9:00過ぎにStopFishing。

たけさん
昨日は色々と有難うございました。 お陰様で楽しい釣行でした。
残念ながら、お互いにグリーンのアイシャドウをした可愛い子ちゃんには、逢えませんでしたが、これに懲りずにまたお付き合い下さい。