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2007年釣行記(25)

2007年

潮回り:大潮  場所:MNDR-TKUR、KTGHM  釣果:ナシ 同行者:
単独

江戸の敵を長崎でではないけれど、定例の釣行のリベンジに行ったABRTBでは簡単に返り討ちになってしまい、何としてでも今回は結果を出さなければならない、と固い決意で自宅を出たのが夜中の1:30。
ポイントにはいつもより少し早く、未だ暗い内に到着。この磯は小さいので乗ることの出来る人数は限られているが、流石にこの時刻には誰も入っていない。
ヘッド・ランプの灯りを頼りに目指す磯に乗ると、
弁当のプラスティックや発泡スチロールの空箱や割り箸、市販の仕掛けの包装などが散乱している。
本当にマナーの悪い釣り人には困ったものだ。皆の釣り場だと云う気持ちはないのだろうか?

暗い中をキャスティングの開始。
手前から沖、浅棚から底へと探るが・・・・、音沙汰なし。
周囲が明るくなった頃、マタマタ背後から声を掛けられ、振り向くと、何と先週と同じヤエン師の二人。挨拶もソコソコに、先週のその後の様子を尋ねると、3kgを筆頭に6杯出したとのこと。
二人は、先週と同じ位置取りで活きアジを投入。
小生は先週の反省に立ち、敢えて自分の釣りに集中しようとしたが、音沙汰無しの状況が続いていただけに、気になって仕方がない。顔は正面に向けたまゝ、耳を澄ませてドラグ音に注意していた。
所が、先週の様に頻繁にドラグ音が聞こえることもなく、たまのアタリにアオリかと期待したものゝ、ウツボが上がって来る始末。と云うことは、今日はイカが寄って来ておらず、エギ故1杯も出れば恩の字だろう。
満潮時刻の5:20を過ぎ、それまでマッタリとしていた潮に動きが出て来て期待したが、状況は変わらず時間だけが過ぎて行き、9時頃になると更に悪いことに強い西風が吹き出し、アッと云う間に一面にウサギが飛び出す始末。
これでは、釣りにならないと引き揚げる準備をしていると、場所を替えるけど一緒にどうかとのお誘い。
気持ちは既に完全に切れていたが、小生の知らないポイントを教えて貰えるので二つ返事でヤエン師と共に移動することを決めて、先行するヤエン師の車の後を追い、着いた所はKTGHM。
流石に通い詰め熟知しているだけあって、こちら側は凪状態で嘘の様だ。
ヤエン師がキロ前後を上げたのを見届けてから、小生は少し離れた所でエギングを開始。
残念ながら、ここではエギを2本奉納しただけで、イカからのコールはなかった。
潮が下げ切った昼頃には低く垂れ込めていた雲も薄くなり日差しが出始めたのを機に、小生はStopFishing。
くだんのヤエン師にお礼を云って駐車場に戻ったが、このまま帰路に着くのも脳がない。と云う事で、ガクちゃんのお気に入りのポイントを覘くことにした。
ガード・レールの切れ目から雑木林の中を抜けると、眼下にテーブル状の磯が見える。
ガクちゃんが単独ではお勧めしないと云っていた理由はこれだ。一寸尻込みしそうな崖に近い急坂。しかし、足場はシッカリしている様だし慎重に降りれば問題はなさそうだが、帰りはこの崖状の所をよじ昇らなければならない。文字通り行きは良い良い、帰りは怖いだ。果たして、小生は大丈夫だろうか?一寸、自信がないなぁ?!!!